天満天神繁昌亭


上方落語の始まりは1700年頃といわれています。

京都で露の五郎兵衛、大阪で米沢彦八などが神社の境内などでおもしろい噺を聞かせる「辻ばなし」とも言われ、これが落語の元祖だと言われています。

一次は廃れたものの、1800年頃の寛政時代に大阪坐摩神社で桂文治が初めて寄席をつくり落語を演じるようになり、笑福亭、林家、月亭などの落語家が登場します。

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米沢彦八が上方落語のルーツといわれており・・・・・・・

いよいよ開場!その合図となるのが「一番太鼓」だ。入り口前に備えられた太鼓の音が、これから始まる落語への期待感を一層盛り立ててくれる。

2003年に上方落語協会会長に就任した桂三枝(後の6代桂文枝)が、天神橋筋商店街で落語会を行える空き店舗の提供を商店街側に依頼したことから、繁昌亭開亭の構想が始まる。

商店街はこの依頼を大阪天満宮に持ち込み、上方落語協会も交えて話し合いを重ねた結果、天満宮用地に落語専門の定席を新設することで合意。

用地は大阪天満宮の寺井種伯宮司の厚意により、無料で提供された。

繁昌亭から徒歩数分、天満宮北側の星合池(通称・亀の池)のほとりに、境内社として「高坐招魂神社」が二年前に建立された。

「話の神様」「技芸の神様」として口下手で困っている人や大事なプレゼンや愛の告白を前にして悩む人にはご利益がるとのことなので、寄席に訪れた際には是非足を延ばしてみては。

初代春團治が活躍した時代をモチーフに建設された繁昌亭にあわせ、明治時代の様式による、黒い屋根付きの特殊郵便ポストが設置された。
投函者第1号は、除幕式に立ち会った桂三枝。

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