紅葉の三段峡ハイキング

本命の三段峡に来ましたが、1週間ほど前に雹が降り、雪が15センチも積るような荒れた天候となりその時にすべて紅葉が落ちてしまったとの情報に愕然とした。

だが、三段峡の見所は五つ(黒淵、猿飛、二段滝、三段滝、三ツ滝)の景観からなる「五大壮観」、紅葉にのみこだわることもなかろう。
渓谷、滝は素晴らしく、満足して9キロ歩きました。

三段峡正面入口
平成15年11月30日をもって可部駅~三段峡駅の区間が廃線となり、現在はバス路線が増便されている。
三段峡入口周辺には、お食事処、お土産屋、宿泊施設(温泉)もある。

入口周辺に約300台収容駐車場有(有料)。
右手奥に見えるのが 三段峡ホテル、ここへ宿泊するのがベスト。
我々はここから歩いたが、逆に、ここから定期バスに乗り、水梨口まで行き、下ってくれば楽ダ。

長淵橋を渡って散策スタート。
三段峡入り口から黒淵にかけては散策前半のハイライト。
ガイドはここが三段峡では一番美しく全体でいうと8割がこの部分だという。

長淵、三段峡の入口で、長さ約100m続くエメラルドグリーン、峡内で一番長い淵。
夏には川辺で泳ぐこともでき、家族連れでも楽しめる。
山女などの川魚の姿も見えるかも!?

狼石(おおかみいし)、ブログによく狼にに似ているとか書かれているが、岩の形からとったのではなく、狼岩山への登り口にある石。

姉妹滝は,三段峡のもっとも下流にある滝で,2本の細い滝が並んでいる。
これらは,河底からの高さが20mを越える。

また,姉妹滝のすぐ上流にある竜ノ口は,平坦面の見られる段丘状になっており,ここを急流がえぐって流れている。

龍の口は、古くから呼ばれていたようで、「戸河内森原家手鑑帳」(1715年)で、龍の口の淵が紹介されているそうです。
『松落葉集』(1768年)には、西善寺住職、善応の龍の口を歌った歌があるとの事でした。
「竜の口」付近はまさに竜が天に昇るような激流。

熊南峰氏が最初に興味を持った景観は,この「竜ノ口」とされているようだが,現在の遊歩道は非常に高いところを通っており,彼が見たものとされる景観と同じものを目撃することは容易ではない。

女夫淵は,大小2つの淵がヒョウタン型に連なっており,水の色の対比が美しい。
昭和27年11月2日、「女夫淵」の橋の倒壊により高校生7人が転落した。
岩の形状から男女を表現する人もいるようだが、そこまでこじつける必要もなかろう。

「200mにわたって、ひとつの大きな花崗岩盤を侵食し、水路のような流れが続いているため「石樋」の名がつけられた。
その侵食の大きさは、深いところで約8m、幅3~6mで、天然記念物としての価値も非常に高く、流水のすさまじさに驚きます。」と書いてありました。
高千穂峡を思い出させるシーンだ。

ぐるの瀬、川床に大小無数の岩が横たわり、水はその間を蛇行しながら流れています。

天狗岩、花崗岩が板状岩となって露出した大岩壁で、ところどころに見える緑樹が妙を添える。

塔岩、高さ100m。文字通り塔のようにそそり立つ岩山で、懸崖に茂る老松や緑の樹々が風雅な趣を漂わせています。

峡谷の中ほどに牛のように横たわる黒い大きな岩が「蓬莱岩」。
古代中国の東の海上にある仙人が住む蓬莱山に似ていることから命名された。
孤立した巨大転石ではなく河床を構成する基盤岩の一部であり、浸食作用によりえぐられ形づくられた根付き岩。

このような小さな滝がいくつもある。

「サバの頭」という面白い名の山だと思ったのだが本当は「山ヌケして押し出された崩壊土」の意らしい。

黒淵は,切り立った岩壁の間にあり,遊歩道はこの左岸を高く迂回するように通る。
この淵には渡し船も運行されており,水面近くからの眺めも美しい。
渡船の船着き場には面白い呼び鈴?がありました。

切り立った絶壁と原生林、エメラルドグリーンの神秘的な雰囲気の黒淵。
三段峡は、黒淵までの渓谷が最も綺麗だろうと言われているだけあって、景色を見るだけで癒されました。

渡船で渡った先にある黒淵荘は、食事や休憩の場。

一息ついたら、やまめの吊橋を渡り、さらに上流を目指す。

雌滝、樹木の間から流れ落ちる細い滝。
青草の中を縫って流れる。

仏岩、山から孤立した円錐形の岩山。
三角の頂点に1本の岩松が長く伸び、背景と見事な調和を見せています。

雄滝、壁のように岩にかかっている幅広の滝です。
黒淵荘はここから水を引いている。

このあたりは一面のガレ場が広がる。

蛇杉橋は長さ57m、蛇杉橋の名は橋の左岸にある杉の名木に由来するという。

遊歩道はもっぱら左岸を通るが,ここで遊歩道は右岸に渡る。
さらに上流の南峰橋で,ふたたび遊歩道は左岸にもどる。
昭和63年の集中豪雨の後,崩落の危険性が残っているために右岸を迂回するようになったもの。
架橋には軟弱な地盤のため2億円架かったそうだ、ここはこれでも県道だそうな、町の費用ではとても架けられないとガイド氏。

南峰橋は27mでH5年5月に完成、三段峡を世に紹介した熊南峰氏の功績を称えて命名した。

大淵、広さ100坪くらい、かっては峡中最大の淵だったといわれていますが、現在はその面影はない。
紅葉のきれいなところだそうだが一週間ほど前の雹の影響でご覧の通り。

王城洞門、遊歩道のために手堀りで作られた洞門。

耶源、懸崖の上は緑樹に覆われ、川床には巨岩が横臥しています。

自然の偉大な生命力、このような状態で生きているのです。

葭原の河原にはツルヨシが蔓延している。

マユミ(檀、真弓、檀弓、学名:Euonymus hamiltonianus)、ニシキギ科ニシキギ属の木本。
別名ヤマニシキギとも呼ばれる。
日本と中国の林に自生する。
秋に果実と種子、紅葉を楽しむ庭木として親しまれ、盆栽に仕立てられることもある。

もうすぐ猿飛の渡船場です。

猿飛の渡船はロープを手繰って進みます、水深が深く竿が使えなのです。
澄み切った淵は深い所で7mの深さがあると船頭さんが説明していました。
渡船は季節外れの雪解け水のせいで、前日まで運休していたとのことでラッキーでした。

猿飛の渡船場から5分の船旅。
老夫婦のどちらかが操る船に乗り、猿飛の岩壁の狭い隙間を通り抜ける。
かつて切り立った岩壁を猿の群れが飛びかっていたと言われています。

「五大壮観」のうち、二段滝は徒歩では見ることができない。
渡船で「二段滝」の正面の川原に降ろしてくれます。

そして、訪れた二段滝は雪解け水のおかげで水量も豊富で美しかった。
秘境中の秘境、二段滝は昭和63年の集中豪雨で一段目の岩壁がはぎ取られて現在は、一段に。

二段滝は猿飛の上流にかかる豪快な滝で,高さはおよそ11mある。
ここは,猿飛を通る渡し船を利用して滝の正面から見ても,遊歩道を通り滝の上から見ても,どちらも美しい。
(三段峡正面口から 7.4km  徒歩 2時間30分)
(出合橋(水梨)から 1.5km  徒歩 30分)

今回の旅も終わりました、福山から新幹線で大阪へ向かいます。
福山城の城壁も紅く染まる。

乗車する列車が到着しました、紅く焼けた空を眺めながら列車に乗り込む。

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三段峡へのアクセス、行き方歩き方

お問い合わせ:安芸太田町観光協会 TEL 0826-28-1800
[バス]広島バスセンターから三段峡行終点下車)
[マイカー]戸河内ICから国道191で益田方面へ約8km
三段峡は冬の間は積雪があるため入ることができません。
峡内の「黒淵渡船」「猿飛渡船」の運行は4月下旬~11月下旬。

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