秋風にコスモス揺れる 法起寺

奈良県

法起寺周辺の休耕農地、約2万平方メートルがコスモスの花で彩られる。
秋の斑鳩の代表的な風景。

現在実際に使用されている西門。参拝する時はこの門から入る。

奈良時代(文武天皇)の慶雲3年(706)頃に建立された。
わが国最古の三重塔として有名。高さは24m。

法隆寺、法輪寺の塔とともに斑鳩三塔と呼ばれる。

ぼけた背景に霞む南大門、現在は、この門の前には農道があるのみで、前にはコスモス揺れるのどかな田園が広がっている。

法起寺周辺は地元の人が休耕田を利用してコスモス畑を作っています。10月中旬には満開を迎え観光客の目を楽しませてくれます。

この場所は以前ネスカフェのCMで使われた。
コスモス畑の中を黄色の帽子をかぶった幼稚園児が先生に連れられてるシーンでCMで流れたこのシーンは2秒ほどですが、撮影には丸一日を費やしたそうです。

しかも冬の撮影だった為、コスモスはもうすでに枯れてしまっていたので、わざわざ大量のコスモスを持ってきて植えて撮影が行われました。

秋の格好をした園児には辛い冬の撮影だったと地元の人に伺いました。

稲穂の揺れるさまも風情があ。

刈取りの終わったたんぼ。

寺名は20世紀末頃までの文献では「ほっきじ」と読んでいたが、現在、寺側では「ほうきじ」を正式の読みとしている。

これは、法起寺が法隆寺とともに世界遺産に登録されるにあたり、「法」の読み方に一貫性が欲しい、という理由により、高田良信法隆寺管長により、「ほうきじ」を正式とする、という判断がされたため。

長年の親しみもあり、今でも「ほっきじ」と読む人は多い。

秋の夕暮、稲束の影が長く尾を引く。

法起寺の周辺では、柿やいちじく、枝豆や秋の野菜の販売所が何か所かあります。

近くの畑で栽培されているもので、鮮度が良くおいしいので良く売れていました。食欲の秋です。

散策を終えた法隆寺駅、きれいな夕日に包まれていた。

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法起寺へのアクセス、行き方歩き方

法起寺公式サイト

奈良県生駒郡斑鳩町大字岡本1873番地

JR大和時線法隆寺駅下車 奈良交通バス20分 法起寺下車すぐ