京都鉄道博物館

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2016年4月29日に京都市下京区観喜寺町に、開館した鉄道博物館。

全体で展示面積は約31,000m²で、開館時点においては、JR東日本の鉄道博物館(埼玉県さいたま市大宮区、2017年に拡張予定)やJR東海のリニア・鉄道館(愛知県名古屋市港区)を面積・展示車両数で上回り、日本最大の鉄道博物館である。

230形233号機
イギリスのスタイルを持つ現存する国産最古の量産型蒸気機関車。

1902(明治35)年から1909(明治42)年にかけて大阪汽車製造合資会社で製造された蒸気機関車で、当時、短距離用として大量に輸入されていた英国式A8系にならって設計された。

民間初の量産型蒸気機関車で、安定した性能と保守の容易さから高い評価を受けたが、車輪や車軸などは依然として外国製品を輸入して組立てていた。
 
鉄道作業局に38両、北越鉄道と北海道鉄道に3両の計41両が製造され、主に近畿・中国・四国地方で活躍、鉄道院発足後は230形式となった。

EF52形1号機、国産初の大型の直流電気機関車で、本機は阪和線などで活躍した。

1973年に廃車後、奈良運転所の扇形庫で保管された後、交通科学博物館にて静態保存された。
1978年、準鉄道記念物に指定、その後、2004年、鉄道記念物に昇格。

1800形1801号機、イギリスから輸入された最初の勾配線区用の蒸気機関車。

1880(明治13)年に開通した京都-大津間の勾配区間用に翌年(明治14年)イギリスから輸入したタンク式蒸気機関車。

「40」は1893(明治26)年に改番されたときの番号で、鉄道作業局の形式ではB2形と称された。

1909年に制定された鉄道院の車両形式称号規程により、1800形と改められた。

100系122形5003号車、0系新幹線電車の後継機として活躍した新幹線電車。

59年式 ダイハツ ミゼットMPA、戦後高度成長期に活躍したオート3輪を象徴する車。

出展されたMPA型は、バーハンドルから丸形のハンドルに変更されたMP型の輸出専用モデル。
ミゼットは1972年まで生産され、世界中で約34万台が販売された。

キハ81形3号車、1960年に登場した国鉄初の特急用ディーゼルカー。

キハ81形は、特徴的な外見からブルドックと呼ばれている。
1979年まで僅か19年しか走らなかった。

特急くろしおだけでなく、特急いなほや特急はつかりなどにも使われていた。
今ではこのような転属配置は信じられない。
ヘッドマークは最終配属だったくろしおだ。

EF66形35号機、1968(昭和43)年から量産機が製造された直流区間用電気機関車で、東海道・山陽本線の高速貨物列車の牽引を中心に、寝台特急列車も牽引した。

オハ25形551号車、寝台特急「トワイライトエクスプレス」専用客車。

1989年に登場し、目的地までの乗車時間を楽しむ鉄道として人気を博し2015年3月、営業運転を終了した寝台特急トワイライトエクスプレス。

なお、「トワイライトエクスプレス」の名称は、2017年春から営業運転を開始する豪華寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」に受け継がれる。

トレインマークというのは、あくまで鉄道ファンや関係者が使っている名称。

正式には先頭に付いているのが「ヘッドマーク」で最後部に付いているのが「テールマーク」。

涼しい喫茶室で一息入れています。
東を見ると京都タワー。

目の前を過ぎゆく東海道線の車両を眺めながらコーヒーをいただく。
先ほどはドクターイエローも走り去った。

東寺の五重塔も見えています。

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京都鉄道博物館へのアクセス、行き方歩き方

京都鉄道博物館公式サイト

京都府京都市下京区観喜寺町
075-323-7334

京都市営バス「梅小路公園・京都鉄道博物館前」徒歩すぐ
京都市営バス・京阪京都交通「梅小路公園前」徒歩3分

2019年に最寄りとなる山陰本線(嵯峨野線)京都駅 – 丹波口駅間に新駅が設置される予定。

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