万関瀬戸(まんぜきせと)は、対馬(長崎県対馬市)の中央よりやや南の東部にある延長約500mの運河。
対馬西部の浅茅湾(あそうわん)と東部の三浦湾(みうらわん)を接続する。
明治33年旧海軍が大小の軍艦が出入出来るように開削された運河にかけられた橋、現在の橋は3代目。
1900年に旧大日本帝国海軍によって、浅茅湾内の竹敷港にあった竹敷要港部から対馬東海上までの所要時間を短縮するための航路として開削された。
当時は幅約25メートル、深さ約3メートルであった。
1905年に起きた日露戦争の日本海海戦では水雷艇部隊がここを通って出撃した。
万関橋の東側、女護島【めごしま】地区。
対馬西岸と東岸を結ぶ運河はもう1本大船越瀬戸がここより約2km南にあるが、万関瀬戸に比べて狭く、浅い。
また、万関瀬戸が航路であるのに対し、大船越瀬戸は漁港となっている。
このため、多くの船舶は万関瀬戸の方を通航する。
対馬には石で葺いた屋根があるが、それを取り入れて造られた東屋。
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万関橋へのアクセス、行き方歩き方
長崎県対馬市美津島町久須保
0920-52-1566 (対馬観光物産協会)
対馬空港から車で約10分