六地蔵は六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天)において衆生の苦患を救うという六種の地蔵である。
海女で有名な八幡浦の海中に祀られている。
自然石の頭部で、腹が丸くえぐられているので、はらほげ地蔵と呼ばれている。
6体とも、最初はちゃんと頭がついていましたが、暴風雨で倒れ、折れてしまい、今は別の丸石をのせてセメントで接着してあります。
参拝のときに、頭が落ちているのを見つけて、それを元に戻した人には幸いが訪れると言われています。
このような穴が6地蔵の全部についています。
いつ頃できたかは分かりません。
室町時代に造られたともいわれています。
また、江戸時代には、この付近には鯨組の納屋(なや)があったので、鯨の関係者が鯨が良く捕れるようにと祈願するために造ったとか、遭難した海女の冥福を祈るためとか、疫病が流行しないように祈るためとか、満潮になって地蔵が水没しても供え物が流れないように、船から供え物ができるように、あるいは流行の疫痢の疫病退散祈願のためなどと言われる。
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はらほげ地蔵へのアクセス、行き方歩き方
長崎県壱岐市芦辺町諸吉本村触1342-102
芦辺港から車で10分