船宿寺は関西花の寺25ヶ所の一つに選ばれており、ツツジやサツキなどが咲き乱れるなか、山門から本堂まで練供養にて道中散華のち、本堂にて法要し、本堂前で柴燈大護摩供養。
その後、本堂にて住職の法話が行われる。
駐車場からの参道はオオデマリの乱れ咲き。
葛城・金剛山系の山々が見渡せる。
寺伝によると、東大寺の再建に力を尽くした行基が葛城の地を訪れた際に夢枕に老人が現れ、「ここから東の山に船形の石がある。
その上に薬師如来像を祀るように」と告げられた。
行基は、これに従い、お告げ通りに発見された石の付近に庵を建てたのが始まりとされる。
訪れた5月 3日は花まつり法要、柴燈護摩供養。
ツツジは見ごろをやや過ぎている。
4月下旬からキリシマ系がひと足先に花開き、ヒラド系が咲き継ぐ。
そして5月下旬から6月上旬のサツキまで、約3ヵ月間、船宿寺は赤紫や朱、ピンク、白などの花の波が打ち寄せ、まさにツツジの花浄土となる。
既に護摩供養は始まっており、一面に煙が立ち込める。
この日は近所のお寺から僧侶が総出だ。
最後には机やロッカーなどの大型ごみが投入され炎は勢いよく立ち上がる。
境内は花が咲き乱れる。
シャクナゲも見頃です。
シャガも一面に咲く。
珍しいカルミア。
ツツジ科の常緑低木で初夏に咲く。
つぼみは金平糖に似ており、花が咲くと絵日傘の形をしている。
アメリカシャクナゲともいわれている。
こちらも珍しいクロバナロウバイ(黒花蝋梅) 。
まるで「チョコレート」のような色、「ワインレッド」の色とも・・・
ロウバイ科の落葉低木。
ロウバイは冬に咲く香りのよい花木ですが、このクロバナロウバイは夏に花を咲かせます。
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船宿寺へのアクセス、行き方歩き方
奈良県御所市五百家484
TEL 0745-66-0036
近鉄御所線近鉄御所駅から奈良交通バス、五條バスセンターもしくは新宮駅行きで船路バス停下車