桜と菜の花のコラボレーションが素晴らしい山科疏水

京都府

山科疏水は琵琶湖から京都市内に水を引く、琵琶湖疏水の分線。

四ノ宮~日ノ岡の約4.2kmの疏水沿いに桜並木が続きます。
その脇には遊歩道があり、水面を流れる花びらと共に、東から西へのんびり歩くと気持ちいい。

山科疏水の流域で華やかなスポットといえば、毘沙門堂の参道「毘沙門道」と疏水の交差するところ。
橋の名前は安朱橋です。

ここでは地元の人達のボランティア活動で菜の花が育てられています。
この時期桜とのコラボレーションが楽しめます。

諸羽トンネルの出口が見えています。

トンネルの上の竹藪と桜、コントラストがきれい。

この時期モミジも新芽を出し始めます。

大津市三保ヶ崎の取水口から、長等山を第1トンネルで抜け、滋賀県から京都府に入る。

この第1疏水の京都市山科区の部分を山科運河と称することもある。
山科盆地の北辺に沿って西に、諸羽、第2、第3各トンネルを抜け、蹴上に出て第2疏水と合流する。

琵琶湖疏水には建設時に作られた3つの発電所が、第二次大戦での戦時統合により関西電力の蹴上発電所(4500KW)、夷川発電所(300KW)、墨染発電所(2200KW)となっている。

また京都市が蹴上のインクライン横の水路に出力19KWの小型水力発電機を設置して電力会社への販売を計画している。

疏水沿いに植えられた山桜の本数は、約660本。

弁当を広げた公園にはもうシャガが咲いている。

毘沙門堂に立ちより山科疏水→インクライン→南禅寺と歩きます。

途中、琵琶湖疏水クルーズの舟に出会う。

大津→蹴上コース(7.8キロメートル、約60分)を運行、終点は「蹴上船溜り」。

水路を桜の花びらが流れる、スローシャツターで碑揚言して見た、手持ち撮影なので1/6秒がやっと。

風が吹くと桜吹雪となります、画像を拡大して見てください、風に舞う花びらが見えます。

サギにも出会いました。

京都の花見と言えば多くの観光客にうんざりしますがここは人も少なく快適な散策が楽しめます。

赤い橋が見えてきました。

日蓮宗の京都・山科の大光山本圀寺への参道です。

「山門」は、加藤清正ゆかりのもので、別名「開運門」と呼ばれています。

四季折々に美しい琵琶湖疏水のほとりにあり、「勝運」や「金運」のパワースポットとしても密かな人気。

第三トンネルの入口で遊歩道は終わり、住宅街を通って日ノ岡の三条通りにでる。

道の東側を歩くと「旧舗石 車石」と書かれた石碑がある。

よく見ると並行した二本の轍があるかつて、東海道の難所だった日ノ岡から蹴上にかけての峠に轍をつけた石(車石)を敷き荷車が通りやすいようにしていた名残である。

ただ、全く説明や表示もないので普通は気づくことはないだろう。

道端にはムスカリが。

ヤマブキも花をつけています。

アカシアの大木を発見、鮮やかな黄色にしばし呆然。

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山科疏水へのアクセス、行き方歩き方

京都市山科区御陵界隈
TEL075-222-3586(京都市水と緑環境部緑地管理課)

京阪山科駅または四宮駅下車 北へ徒歩約10分