京都府庁旧本館 春の一般公開 「観桜祭(かんおうさい)」

京都府庁旧本館は創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては日本最古のものです。
3月25日から4月4日まで 「観桜祭(かんおうさい)」が行われている。

祇園しだれ桜 円山公園の初代しだれ桜の「孫」にあたります。

少し早すぎたかな、まだ3分程度の開花です。

京都守護職上屋敷の跡地で、京都守護職・松平容保(かたもり)にちなみ命名された「容保桜」や、円山公園の初代の枝垂桜の孫にあたる桜など、7本の桜があります。

容保桜は山桜が変異したもので、山桜の遺伝子を持ちながら大島桜系の花の要素も出ているそうです。
こちらもまだちらほらです。

通常の山桜に比べると大輪です。

庭の一角には、三本の石の柱が置かれています。

この石柱は、庭のアクセントとなる景石として持ち込まれたものと考えられていて、中央の石柱には「天正拾七年(1589)五月吉日」の文字が刻まれています。

これらは明治十年(1877)の五条大橋の改修で余った橋脚が京都府庁に移されたと記録されていることから、元々豊臣秀吉が建造した五条大橋の橋脚だったと考えられています。

福島復興を応援するシンボル「八重桜『はるか』」の苗木が育っています。
昨年2月に植樹されたそうです。

かわいらしい蕾を付けていました。

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京都府庁旧本館へのアクセス、行き方歩き方

京都市上京区下立売通新町西入藪之内町
075-414-5434(京都府府有資産活用課)

市営地下鉄烏丸線・丸太町駅下車、西北に徒歩10分