福岡市立博物館

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展示品・収蔵品は漢倭奴国王印(金印)や福岡県民謡黒田節にも謡われている天下三名槍の「日本号」をはじめとして、博多・福岡との関連性の強い歴史的資料が中心である。

主に福岡市内の遺跡から発掘された遺物や旧福岡藩主黒田氏伝来の所蔵品が多い。

正面入口の両側に立っている4体のブロンズ像は、フランス近代彫刻の巨匠、エミール・アントワーヌ・ブールデル(1861~1929)の作品。

大身槍 名物「日本号」

柄を含めた総長が321.5㎝、刃の長さ79.2㎝、室町時代(14~16世紀)の作。

黒田家の家臣「黒田二十四騎」のひとり 母里太兵衛が,祝宴で大盃を飲み干せば、この槍を与えるという約束を守らせて、武将・福島正則から手に入れたもの。

別名「呑み取りの槍」といわれる。

如水、辞世の句

思いおく 言の葉なくて ついにい行く
 道は迷わじ なるにまかせて」
には、

人生を達観した心境と59年の生涯を存分に生き抜いた満足感があふれている。

遣唐使船

鎌倉時代の絵巻物、近年発掘された宋や元の船をてがかりにして復元した模型。

遣唐使船は、当時の中国の技術を導入し、船体は多数の隔壁(しきり)と外板でつくられ、、二本の帆柱に網代帆を張り、風邪の弱いときは櫓棚で櫓を漕いで進んだと考えられる。(案内板より)

遣唐使船を描いた最古の絵巻物、吉備大臣入唐絵巻。

円仁が記した中国巡礼旅行記

承和13年(846年)延暦寺の学頭となる。
仁寿3年(853年)新羅商人の船で入唐。

円仁が唐から持ち帰った聖教の目録。

160隻の大船団の一部

全長30mの藩主の御座船を中心に隊列を組んで長崎警備へと向かう黒田家の船団をジオラマで復元したもの。

顔を模した祈りの仮面、韓国釜山広域市東三洞貝塚から出土した新石器時代の仮面。

思いっきりレトロなポスター発見。

筥崎宮の伝統行事である玉取祭(通称:玉せせり)は新春の1月3日に行われます。

この祭りの起源は諸説ありますが、約500年前の室町時代に始まったのではないかと云われています。

「競り子」と呼ばれる締め込み姿の男衆が木製の玉を奪い合う全国に知られる奇祭であり、 長崎くんち、八代妙見祭とともに「九州三大祭り」とも言われています。

玉は陰陽2つの玉があり、小さいほうの陽玉(直径28cm、重さ8キロ)を奪い合います。

この陽玉にふれて頭上にかざすと幸運を授かるとされており、 男衆は乗る人と担ぐ人が入れ替わり玉を奪い合います。

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福岡市博物館のアクセス、行き方歩き方

福岡県福岡市早良区百道浜3-1-1
092-845-5011

西鉄バス博物館南口・福岡タワー(TNC放送会館)・福岡タワー南口下車
福岡市地下鉄空港線西新駅下車、北へ約1.1km(徒歩約15分)
西新駅・藤崎駅からバス利用も可能だが、本数は少ない。

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