梅開く侯 早春の石山寺

滋賀県

早春、石山寺は紫式部が梅の花を題材にした多くの作品を残していることで知られる。

春浅く、木々は新芽を蓄えて春を待ちます。

東大門の金剛力士(仁王)像。

西国三十三所観音霊場の第13番札所。
奈良時代後期に、聖武天皇の発願により、良弁によって開かれた。

広大な境内には、寺名の由来となった天然記念物の硅灰石(けいかいせき)がそびえている。

東大門を入って50mほど進んだ右側にある緑が美しい庭園、拾翠園。

慶長年間に淀殿寄進による、秋には紅葉も楽しめます。

早春の柔らかな木漏れ日が心を和ませる。

開基(創立者)良弁座像。

紫式部が『源氏物語』の着想を得たのも石山寺とされている。
伝承では、寛弘元年(1004年)、紫式部が当寺に参篭した際、八月十五夜の名月の晩に、「須磨」「明石」の巻の発想を得たとされ、石山寺本堂には「紫式部の間」が造られている。

『源氏物語』を演出する数々の植物のなかで松の表記は数え切れない。
続いて桜・梅の花と続きます。

紫式部の時代、ウメが新春の花として注目されていたようです。
『源氏物語』文中ではサクラに続いて、いくつかの帖では開花日まで記されています。

弘法大師空海座像。

京都の清水寺や奈良県の長谷寺と並ぶ、日本でも有数の観音霊場であり、西国三十三所観音霊場第13番札所となっており、参詣者が絶えない。

過去の訪問記、雪の石山寺も風流だ。
雪の石山寺に二人の美女を訪ねる

秋の紅葉も美しい。
紫式部・清少納言「石山詣」の寺に紅葉を訪ねる

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石山寺へのアクセス、行き方歩き方

滋賀県大津市石山寺1-1-1

宗教法人 石山寺
TEL:077-537-0013
FAX:077-533-0133

京阪電鉄/石山坂本線「石山寺駅」下車 徒歩 10 分
JR琵琶湖線「石山駅」下車 バス 10 分 石山寺山門前