いよいよ対馬へ船出する、福岡港発10時30分、厳原まで壱岐- 芦辺港経由2時間15分の航海だ。
これがジェットフォイル、米国ボーイング社によって開発された水中翼船。
現在は川崎重工(神戸工場)に全面的に移管されており、川崎ジェットフォイル929-117として製造されている。
約40ノット、旅客定員 257名。
福岡港で待機中の向こう側、マリエラは、福岡 博多湾を運航するレストランシップとして生まれた。
西鉄グランドホテルのシェフが腕を奮うフレンチは、贅沢な時間を演出する。
「きんいん」は海の中道を経由して博多ふ頭と志賀島を結ぶ航路で、旧志賀町営渡船を同町の編入に伴い引き継いだもの。
2005年にヤフーが命名権を取得し、2013年からは呼称を「福岡 ヤフオク!ドーム」(通称「ヤフオクドーム」)としている。
福岡港停泊中のボイジャー・オブ・ザ・シーズ、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社がポストパナマックスクラスに適用させ建造したクルーズ客船で、全5隻からなるボイジャー級の一番船。
客室は全部で1,557室あり、そのうちの939室が海側に面している、137,276 トン、中国からの観光客を乗せて来訪。
同じくコスタセレーナ、広々としたスペースと明るさが魅力。
調和と安らぎを意味する「セレーナ」と名付けられたこの客船は、コスタ船舶での中で最大規模を誇る。
同じく、中国からの観光客を乗せて来訪。
翌日には2003年就航で138,000トンのボイジャークラス5隻の中で最新のシップ、マリナー・オブ・ザ・シーズが同じく中国人観光客を乗せて大阪へ来航しており、韓国のマーズを嫌って大挙して日本を訪れているという構図だ。
玄界灘を漁場へ向かう漁船。
フェリーちくし、1994年(平成6年)竣工・就航。
1,926総トン、全長97.4m、幅14.6m、出力8,000馬力、航海速力19.0ノット。
旅客定員753名(多客時のみ924名)。
ジェットフォイルは水面下の翼とジェット噴射によって、時速およそ80キロで航海することができる。
海面より「浮上」して航行するので、波で揺れることがなく、船酔いしにくい、という特徴がある。
約1時間で壱岐- 芦辺港へ到着。
壱岐- 芦辺港の桟橋。
前方に壱岐神社の鳥居が見える、元寇、弘安の役で戦死した少弐 資時(しょうに すけとき)を祀った神社。
昭和19年に本殿が造営され、1500年の歴史をもつ壱岐の神社の中では一番新しい神社です。
養殖用の筏も見える。
厳原到着です。
かつて大陸へ渡る遣隋使や遣唐使が渡った博多(はかた。福岡県)~壱岐(いき)~対馬の海路も、ジェットフォイル(高速艇)なら2時間15分、フェリーでは4時間40分で厳原港(いづはらこう。対馬南部)に着きます。
ミレジェット、博多~釜山(韓国)間を所要時間2時間55分で結ぶ、韓国人観光客を乗せて厳原を訪れている。
停泊中の壱岐・対馬フェリー「フェリーつばさ」、厳原港 – 芦辺港(壱岐市)- 博多港(福岡市)を結ぶ。
立亀岩(たてがめいわ、たてがみいわ)、旅客ターミナルなどがある厳原地区の東側ふ頭と厳原の市街地の間にある、巨大な一枚岩。
名前の由来は亀が立っているように見えることから。
厳原地区は、すぐ近くに対馬市の中心市街地があることから、対馬市の南の玄関口となっており、旅客ターミナルなど主要な施設だけでなく、税関や海上保安部などが入る合同庁舎も立地している。
歴史的には古来から朝鮮半島との交易港として栄えてきた。
江戸時代の鎖国期にも江戸幕府公認の朝鮮交易港として、同時に朝鮮通信使の中継港として大きな役割を果たした。
また江戸時代には、対馬府中藩の城下町である府中(現在の厳原)に隣接しているため藩船停泊地となっており、久田地区にお船江(後述)という藩船専用の船着き場が置かれた。
厳原港は貿易港に指定されているが、輸出入は振るわない。
港は漁船の出入りが主で、イカ釣りの漁期には各地の漁船でにぎわう。