日本の町並み

兵庫県

別宮の大カツラ 光と影

別宮の大カツラは標高730mの高原に生育します。樹高27m、株の周囲は14m、枝張りは直径24m。昭和40年3月に兵庫県指定文化財になりました。カツラは雌雄異株の樹木です。別宮のカツラは雌木であることから実がなり、付近には実生苗が多く育ちま...
兵庫県

別宮の棚田&逆さ氷ノ山

ハチ高原スキー場に行く途中に見える棚田。年々減ってきてしまっているようですが、田植えシーズンには、水を張った田に、兵庫県最高峰の氷ノ山が逆さに映ります。鉢伏山の中腹に棚田が広がり、初夏の夜にはホタルが飛びます。そばには県指定天然記念物で幹回...
兵庫県

川面覆う可憐な花咲く 田君川

夢千代日記で有名な湯村温泉に田君川はある、鳥取砂丘まであと30分くらいかな、かなり遠い。茎が水中にのびる梅花藻(バイカモ)は、きれいな水の指標といわれています。海岸から4kmほどの場所に群生するのは全国的にも珍しく、せせらぎに小さな花を咲か...
京都府

山深い隠れ里のような風情 滝口寺

元々は法然の弟子・良鎮が創建した往生院の子院三宝寺跡を引き継いで今日に至る。明治時代の廃仏毀釈により一時廃寺となるが、昭和の初期に再興された。『平家物語』の斎藤時頼(滝口入道)と建礼門院の侍女横笛の悲恋の寺として知られている。また、新田義貞...
京都府

緑滴る嵐山を散策

桂川の流れをスローシャッターで撮っているとき突然サギが飛来、スローシャツターの流し撮りとなった。法輪寺へと歩を進める、この辺りは秋には絶好の紅葉の穴場。木漏れ日を通して透かしモミジがきれいだ。境内からの展望。本堂への石段は青モミジがきれいで...
大阪府

なんば界隈

人が忙しく行き交う街にも一瞬静かな時間がある。まるで時が止まったように。壁面にふと目をやると素敵な空間が。ムービングウォークも少し視点を変えると素晴らしい絵の世界が。通路の天井を写しこんで虚と実の世界。大きな球体が陽の光を受けて輝く「ポンテ...
奈良県

今井町 上田家住宅

上田家は、今西家、尾崎家と共に惣年寄を勤めた家で、江戸時代初期には酒造業も営んでおり、有力商家と共に「今井札」を発行するほど優れた経済力を持っていた。大工町筋の南側に位置し、西面にも道があって角地に建っています。入母屋造、本瓦葺で、2階の軒...
奈良県

今井町 中橋家住宅

称念寺東方斜め筋向かいの御堂筋北側に面する中規模な民家。切妻造、本瓦葺、平入りで、道に面した側面は白壁、下部板壁となっています。屋号を「米彦」といい、米屋を営んでいた。建築年は分からないものの、1748年(寛延元年)の絵図に描かれていること...
奈良県

今井町 町家茶屋 古伊

今井町の本町筋(豊田家の北側)にある、『町屋茶屋 古伊』。中心部にあってアクセスも良く、食べ物屋さんの少ない今井町散策の途中に立ち寄るのに便利。『町屋茶屋 古伊』の建物は、江戸時代の中期より、13代にわたって修繕を重ねながら使われてきた古民...
奈良県

都市住宅の始まりを伝える江戸初期の町家 豊田家住宅

伝統的な都市住宅の先駆けと評価される豪商の住まい。江戸初期に建てられた塗り屋造りの町家は、農家の名残も見せつつ、町家らしい特徴も現れ、力を持ち始めた町衆の心意気が伝わってきます。その昔,この町の有力な材木商人であったことを物語る、2階正面両...
奈良県

「八棟造り」と呼ばれる 今西家住宅

戦国時代の構造様式を残す建造物で慶安3年(1650年)に7代目当主今西正盛によって裁判を行うために改築された陣屋であり、住宅で、別名「八つ棟」(やつむね)または「八棟造り」と呼ばれている。今西家住宅北側の道路の本町筋では、住宅建物だけが北側...
奈良県

古い街並みが残る「今井町」散策

近世以前の町並みがこれだけまとまって残っている場所は日本では他に無いといわれ、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。先ず全体を紹介し、後程主要な建物を個別に紹介します。先ず、今井観光案内の拠点、橿原市立今井まちなみ交流センター「華甍(...