神社仏閣

京都府

隠棲の地 三千院の冬

冬枯れの木立に青空が似合う。坪庭の笹にかすかに陽が射す、そして残り雪。聚碧園の池も凍てつく、木漏れ日がきれいです。手水鉢も凍って寒そう。本堂から見た庭園、背景に見えるのは往生極楽院。苔に残雪、斜めからの日差しがいいね。この日も寒さにかかわら...
滋賀県

雪の豊国神社

安土桃山時代、秀吉の没後に長浜の町民がその遺徳を偲んで建立。事代主大神、豊臣秀吉、加藤清正、木村重成を祭神としています。 大坂夏の陣で豊臣家が滅びると、徳川幕府は神社を取り壊すよう命じました。町民は、一時、祭神を町年寄の家へ移し、八幡宮の古...
京都府

雪の庭で有名 妙満寺

顕本法華宗の総本山。康応元年(1389)日什上人により、六条坊門室町(現在の、烏丸五条あたり)に創建。度々の兵火にあい市内各地を移転。昭和43年に寺町二条から岩倉の地に移転。近年、門前に3000株のツツジが植えられて、花の寺として親しまれて...
和歌山県

恵方初詣 南南東 熊野本宮大社

最後の恵方参拝は熊野本宮大社。画像は国道から見た大斎原大鳥居、かつて神倉の地に降臨した熊野三神のうち熊野家津御子大神(けつみこおおかみ)が川を遡りこの地に坐したのが始めとされています。熊野本宮大社の旧社地である大斎原は熊野川・音無川・岩田川...
滋賀県

近江八景「堅田の落雁」 浮御堂

近江八景「堅田の落雁」で名高い浮御堂は、寺名を海門山満月寺という。平安時代、恵心僧都が湖上安全と衆生済度を祈願して建立したという。現在の建物は昭和12年の再建によるもので、昭和57年にも修理が行われ、昔の情緒をそのまま残している。境内の観音...
北陸

古刹 明通寺 紅葉2017

山号は創建当初棡木で本尊薬師如来を彫ったことから棡山といいます。真言宗御室派。朝日が射し境内を照らす。京都の清水寺も創建した坂上田村麻呂公が、大同元年(806)創建したと伝えられる。三重塔は、文永7年(1270)建立の、初層平面方三間(4....
北陸

お水送りの寺 神宮寺

お水送りの寺としてあまりにも有名だが紅葉もなかなかのもの、陽の射す表門より入る。振り返るとはるか向こうまで参道が続く。仁王門までは数100mある。仁王門(北門) - 鎌倉時代末期再建。間口6.37m、奥行き3.64m、棟高5.5mの単層屋根...
滋賀県

朽木に信長遁走の跡を訪ねる

興聖寺はもともと現在の位置とは安曇川を挟んで反対側の上柏村指月谷にあったが、江戸時代に大火に遭い、朽木氏ゆかりの秀隣寺のあった現在地に移ってきたという。秀隣寺は、朽木宣綱が、慶長11年(1606)に正室の菩提を弔うために、かつての岩神館のあ...
京都府

紅葉の高山寺を訪れる

高雄・槇尾・栂尾は三尾といわれ、いずれも京都市北西部の紅葉の名所として知られていて、「栂尾山 高山寺」ももちろん紅葉の名所としてその美しさが有名。バス停の傍から高山寺の境内に通じる道、「裏参道」がついており、ついつい裏参道からの参拝になって...
滋賀県

秘密にしておきたい紅葉の名所 旧秀隣寺庭園

道元が越前下向のおり当地の地形の様子が宇治興聖寺のそれに似ているのに驚き、建立する寺の名を同じにしたといわれる関西花の寺二十五霊場14番。訪れた日は紅葉の真っ盛り。風にハラハラ鳩落ち葉が舞っていた。享禄元年(1528年)、足利義晴は細川晴元...
京都府

桜と紅葉を同時鑑賞 実光院

実光院は本来、現在地の向かい側、大原陵(後鳥羽天皇・順徳天皇陵)がその境内でした。大正8(1919)年、普賢院と理覚院を統合する形で旧普賢院の境内に移転し、現在に至っている。訪れたのは陽の落ちる直前、しかし、美しい紅葉を堪能。庭園の中央に植...
京都府

隠れ里の絶景紅葉 大原三千院

かつては貴人や仏教修行者の隠棲の地として知られた大原の里の三千院、苔むした庭の紅葉は絶品です。桜の馬場とも呼ばれる三千院の参道、白壁に沿って続くカエデの紅葉が美しい。陽のある内にと先を急ぐ。緑の絨毯に優しい陽の光。散りモミジに優しい陽の光、...