歴史を訪ねる旅

奈良県

宇治の間

宇治の間は、光源氏の息子、薫、孫の匂宮が登場する源氏物語の第三部のうち「宇治十帖]と呼ばれる部分薫、匂宮、大君、中の君、そして浮船の五人が宇治の地で綾なす恋の物語桐壺院の八の宮(第八皇子)で、光源氏の異母弟である。冷泉院の東宮時代、これを廃...
滋賀県

信楽焼 宗陶苑

宗陶苑は江戸時代に築窯された日本最大規模の登り窯で現在でも信楽焼を作り続けている窯元。信楽焼展示場のほか、茶陶中心の展示場や茶室も備えています。陶芸教室では手びねりなどの陶芸体験も楽しめます。狸さんだけではなくて、犬とか、他の動物もたくさん...
滋賀県

日本最大規模の登り窯

宗陶苑の登り窯は昔乍らの11室より成る巨大登り窯今もなお使い続けている唯一の窯元手造りによる製造工程や登り窯での”しごと”等の見学可。のぼり窯とは山の斜面を利用し、細長い部屋を数室連続し、次第々に室内の容積を大きくし余熱を利用しながら焚き上...
滋賀県

花に包まれて

桜の時期に石山寺を訪れた、伝承では、寛弘元年(1004年)、紫式部が当寺に参篭した際、八月十五夜の名月の晩に、「須磨」「明石」の巻の発想を得たとされる袿(うちき)姿で物語の構想を練る紫式部。後ろにちょこんと顔を出しているのは、娘の賢子(かた...
京都府

絶景を見るだけでも価値あり 日吉山荘界隈

西本宮のさらに奥、目の前に現れたのはなんと橋が半分ない!!?真下の大宮川、川底まで7、8㍍だ。橋は昭和47年9月の台風20号で、橋の半分が流されたそうだ。橋は天正10年ころには、屋根があって、通称・極楽橋とも言ったという。さらに奥にすすむと...
滋賀県

「香取の海」 乙女ヶ池

万葉の時代、「香取の海」と呼ばれた乙女ヶ池一帯は、山の麓まで琵琶湖の入り江になっていましたその後は、大溝城の外掘で、恵美押勝が挙兵に失敗し、高島郡三尾崎で捕らえられ、「勝野の鬼江」で斬罪されたと伝えられる地で、壬申の乱で落城したと伝えられる...
滋賀県

白洲正子が何度も採り上げた鵜川四十八体石仏群

高島市高島の白髭神社付近に「いにしえの道西近江路」の道標があり、上り坂になっている道を辿っていくと、草深い山中の墓地の中に鵜川四十八体石仏群はある東を向いて静かに並んで座る石仏は、大きさも少しずつ異なり、慈愛に満ちた顔・あどけない顔・ユーモ...
和歌山県

一乗山大伝法院根来寺

大門根來一山の総門で嘉永3年(1850年)に再建されたもので、左右に仁王像を配し、この寺にふさわしい大門です。上層には釈迦三尊と十六羅漢像が安置されています。高さ16.88m 横幅17.63m 奥行6m 入り口にたくさんの無縁仏群があります...
和歌山県

根来寺 身代り不動

根来寺は広大な寺域を持つ寺院だが不動堂は、少し本堂から離れた、こじんまりとした所にあります本尊は大聖不動明王大仏。高野山にて真言宗の立て直しを押し進めた覚鑁上人に対し、反対派は刺客を差し向けますが不動明王が身代わりとなって上人の危機を救った...
滋賀県

近江八景「堅田の落雁」 浮御堂

近江八景「堅田の落雁」で名高い浮御堂は、寺名を海門山満月寺という。平安時代、恵心僧都が湖上安全と衆生済度を祈願して建立したという。現在の建物は昭和12年の再建によるもので、昭和57年にも修理が行われ、昔の情緒をそのまま残している。境内の観音...
大阪府

新年おめでとうございます

旧年中はブログ"きままな旅人"をご愛顧いただきありがとうございました。今年も楽しい話題をお届けできるよう頑張りますのでよろしくお願いいたします。民博恒例の年末年始特別イベント「干支展」よりボリビアの舞踏用仮面の犬。日本人には柴犬が心落ち着く...
滋賀県

朽木に信長遁走の跡を訪ねる

安曇川が形成した段丘の縁にある旧秀隣寺庭園興聖寺はもともと現在の位置とは安曇川を挟んで反対側の上柏村指月谷にあったが、江戸時代に大火に遭い、朽木氏ゆかりの秀隣寺のあった現在地に移ってきたという。秀隣寺は、朽木宣綱が、慶長11年(1606)に...