歴史を訪ねる旅

北陸

若狭の古刹・名刹 高成寺

高成寺(こうじょうじ)は、福井県小浜市青井にある臨済宗南禅寺派の寺院。山号は青井山。本尊は千手観音菩薩。 小浜公園の敷地に隣接する。山門をくぐれば二層の見事な楼門がある。荘厳な禅寺の伽藍の様相を呈している。元は暦応2年(1339年)に足利尊...
北陸

若狭の古刹・名刹 空印寺

空印寺は若狭守護武田元光が大永2年(1522年)後瀬山城を築き守護館も当時長源寺のあった後瀬山城の山麓に移した。 現在の空印寺はこの敷地跡にある。水堀を廻らせた堅固な若狭守護館は、戦国時代以降も麓の城として利用され織田信長の重臣である丹羽長...
北陸

若狭の古刹・名刹 羽賀寺

季節の話題を挟んでいたらなかなか進まない、2番目の訪問地は羽賀寺。かわいいお地蔵さんのお出迎え。参道の木立と階段が美しい。羽賀寺(はがじ)は、福井県小浜市羽賀にある高野山真言宗の寺院。山号は本浄山。本尊は十一面観音。霊亀2年(716年)に、...
滋賀県

新緑の西教寺

山門は坂本城のものを移築。信長による比叡山焼き討ちの後、近江国滋賀郡は明智光秀に与えられ、光秀はこの地に坂本城を築いた。光秀は坂本城と地理的にも近かった西教寺との関係が深く、寺の復興にも光秀の援助があったと推定されている。光秀が戦死した部下...
滋賀県

新緑の日吉大社

緑濃いこの参道、紅葉期には真っ赤に染まる。全国に約2,000社ある日吉・日枝・山王神社の総本社。通称として山王権現とも呼ばれる。猿を神の使いとする。西本宮と東本宮を中心とする400,000m2の境内は国の史跡に指定される。社名の「日吉」はか...
北陸

若狭の古刹・名刹 小浜国分寺

寺院の数が多く海のある奈良とも称される小浜の古刹・名刹を季節の記事等を挟みながらシリーズでお届け。畿内の色が濃い港町で、律令時代より前からヤマト王権の日本海側入口として盛えて来た。小京都と呼ばれることも多く、市内には国宝や国指定の重要文化財...
和歌山県

華岡青洲の里

春林軒~華岡青洲の住居兼診療所~当時の青洲の住居兼診療所で医学校でもあった建物群。特に主屋と蔵は当時そのままの建物で、その他の建物は発掘調査資料などに基づいて復元された。かつての待合室、診察室、奥の間などとして使われていた主屋の各部屋では、...
和歌山県

万葉故地 橋本の万葉歌碑 JR隅田駅前

JR隅田駅は相対式2面2線のホームを持つ行違い可能な地上駅。和歌山線の電化時に無人化された無人駅(現在の管理駅は橋本駅)。駅舎と下りホーム待合室には落書き防止のため橋本駅長の依頼を受け2011年4月29日から沿線の隅田中学校美術部員によりイ...
和歌山県

万葉故地 橋本の万葉歌碑 真土山

真土山の山裾を流れる川で現在は「落合川」とよばれ県境です。昔の県境界は東方の山頂でした。この落合川に、土地の古老らが今に伝える「神代の渡り場」だ。大岩の中央部が川の流れ路となって、人が跨げる幅である。古代から通路「渡り場」としていたのであろ...
奈良県

不思議な奈良のピラミッド 頭塔

頭塔(ずとう)は、奈良市高畑町にある土製の塔。1辺30m、高さ10m、7段の階段ピラミッド状の構造をしている。奈良時代の建造で、東西南北の各面に石仏を配置する。1922年(大正11年)、国の史跡に指定された。奈良時代、藤原広嗣のたたりで死ん...
京都府

緑滴る 酬恩庵一休寺

一休寺はあくまで通称で、正式には酬恩庵(しゅうおんあん)という。 創建は鎌倉時代で、その後荒廃していたお寺を一休宗純が復興した。酬恩庵という名は、宗祖である南浦紹明の「恩に酬いる(報いる)」というところから来ている。新田辺駅では一休さんがお...
奈良県

科学する心を 高山サイエンスプラザ

高山サイエンスプラザは、公益財団法人 奈良先端科学技術大学院大学支援財団が行う産学交流事業や地域交流事業などの活動拠点として、研究者交流や市民交流の場。いきなりアインシュタイン像、ビルのガラスの壁面に映し出され、見る角度で表情が変わる。地上...