日本100名城

九州

かつては秘境と言われた球磨川上流の町にある 人吉城

人吉城(ひとよしじょう)は熊本県人吉市麓町にある平山城跡。相良氏が鎌倉時代に地頭として人吉荘に赴任して以来35代670年の長きにわたり在城し、江戸時代には人吉藩の藩庁であった。国の史跡に指定されている。先ずは人吉城歴史館で情報を仕入れます。...
九州

島原の乱を招いた長崎の巨城 島原城

江戸時代は島原藩の政庁であり藩主の居所であった。成立当時の領主である松倉氏の知行は4万石であったが、総石垣で天守と櫓49棟を建て並べた。火山灰や溶岩流でなる地盤での普請工事は困難であったとされ、関わった領民の一揆を引き起こす一因となった。今...
中国

名将毛利元就を苦しめた尼子氏の巨大山城 月山富田城

月山富田城は月山(標高197m)に営まれる。戦国時代に山陰の覇者尼子氏が本拠を構え、170年間の尼子氏六代の盛衰の舞台となった。月山富田城全景模型。南東以外の三方は急峻な斜面であり、北側を正面とし、山麓部から山頂部へ郭を連ねる。尼子氏は中国...
地域

宍道湖畔にそびえる古風な天守 松江城

松江城は日本に12ヶ所残る現存天守の一つで、その様式は望楼型の古風な様式、初期天守がそのまま発達した形態である。宍道湖北側湖畔の亀田山に築かれ、日本三大湖城の一つでもある。別名・千鳥城。天守が現存し、国の重要文化財に指定されている。この他に...
甲信越

越後の名城 あやめ城こと新発田城

別名、菖蒲城(あやめじょう)。新発田藩の藩庁が置かれていた。新潟県内では唯一、江戸時代当時の城郭建築が現存する城跡である。バスの車窓からは雪を頂いた磐梯朝日の峰々。最初に城が築かれた時期は不明だが、鎌倉時代初期に幕府設立に戦功のあった佐々木...
甲信越

上杉謙信の牙城 春日山城

春日山城(かすがやまじょう)は、新潟県上越市にあった中世の山城。主に長尾氏の居城で、戦国武将上杉謙信の城として知られる。春日山城跡ものがたり館では、上杉謙信公や、当時の春日山城の様子などを大型画面のビデオで紹介しているほか、川中島合戦図屏風...
北陸

前田利長の隠居城 高岡城

1605年(慶長10年)6月28日、富山城に隠居した初代加賀藩主・前田利長は4年後の1609年(慶長14年)、富山城下の町人地から出火した火災の類焼により城内の建築物の大半を焼失したため、利長は魚津城に移り、大御所徳川家康と将軍徳川秀忠に火...
地域

錦秋の備中松山城を訪ねる

備中高橋は岡山県北の静かな城下町。秋は霧とともに紅葉も美しい。関連の記事もご覧ください。備中松山城 日本一高所にある山城頼久寺 小堀遠州作庭の枯れ山水の庭高梁の街並み 紺屋川周辺・武家屋敷通り散策天空の城 備中松山城の雲海 早朝のJR高梁駅...
地域

天空の城 備中松山城の雲海

雲海を観ようと備中松山城を見下ろせる大松山の展望台へと向かう。以前のの記事備中松山城 日本一高所にある山城頼久寺 小堀遠州作庭の枯れ山水の庭高梁の街並み 紺屋川周辺・武家屋敷通り散策も参照ください。眼の前に広がる雲海。しかし何か物足りない。...
地域

甦る古代吉備の国 謎の鬼ノ城

鬼ノ城は、吉備高原の最南端、鬼城山(きのじょうざん 標高397メートル)に遺る神籠石式山城。眼下には古代吉備の中心地であった総社平野や足守川流域平野を望み、吉備の津(港)も間近に見えます。温羅伝説の舞台でもある鬼城山の山裾にある砂川公園から...
甲信越

信玄が築かせた要害の城 小諸城

戦国時代、武田信玄の東信州経営のために現在の縄張とされた。現在残っている城跡の元になったものは信玄の軍師であった山本勘助の縄張りだと言い伝えられているが、根拠となる史料はない。別名、酔月城、穴城、白鶴城。懐古園の入り口は、旧小諸城三の門を利...
甲信越

桜の名所 高遠城

今回は信州の名城巡りです。往復1,100㎞超のバス旅、お尻が痛くなりました。まずは、絵島囲み屋敷でお馴染みの高遠城。まずは駒ヶ根で昼食です。本来なら木曽駒ケ岳が望めるのだが、今朝ほど駆け抜けていった台風26号の余波でご覧の通り。進徳館、最後...