日本100名城

地域

天守脇に二重櫓を従えた優美な城 福山城

元和5年(1619年)、関ヶ原の戦い以降備後国・安芸国の二国を治めていた福島正則が武家諸法度違反により改易されたことから、 徳川家康の従兄弟である水野勝成 が毛利氏など西日本の有力外様大名に対する抑え(西国の鎮衛)として備後国東南部と備中国...
地域

安芸国との国境を固める山上の堅城 岩国城

江戸時代初期は岩国領の居城となり、山城である横山城は本丸を中心として南西に二ノ丸、北東に北ノ丸、ほかに水の手などの曲輪が配置され、麓には、「御土居」が築かれた。城下と城を隔てる錦川には錦帯橋が架けられ、特徴的な景観を作り出している。城下町は...
地域

かつて二つの天守がそびえた麗城 広島城

近代は軍都広島の中心施設であった。日清戦争時に、本丸に大本営が置かれたという稀有な歴史を持っている。アメリカ軍による広島市への原子爆弾投下の際には破壊目標地点となった。また天守は原爆による爆風で吹き飛ばされたのではなく、建物の自重により自壊...
地域

全山を要塞化した 安芸郡山城

城は江の川と多治比川に挟まれた吉田盆地の北に位置する郡山全山に及ぶ。吉田郡山城は毛利氏が広島城へ移るまで使われた。吉田歴史民俗資料館毛利家が活躍した戦国時代を中心に、吉田の歴史と民俗を紹介した資料館です。安芸郡山城へはここからスタートです。...
地域

日本海に突き出た岬にそびえる平山城 萩城

関ヶ原の戦いで敗れて周防国・長門国の2ヶ国に減封された毛利氏が、広島城に代わる新たな居城として慶長9年(1604年)に築いた城。完工は慶長13年(1608年)だが、築城者である毛利輝元は、慶長9年12月に未完成のまま入城していた。萩城二の丸...
地域

小京都を見下ろす尾根に広がる山城 津和野城

津和野城は津和野盆地の南西部に横たわる標高367メートルの山上にある山城。江戸時代には津和野藩亀井氏の居城であったが、藩庁は急峻な山城を避け山麓の津和野盆地に置かれた。登頂には途中までリフトが利用可能。中世、吉見氏時代の堀切。織部丸。リフト...
東北

土塁造りによる佐竹家の巨大城郭 久保田城

常陸水戸から秋田に転封された佐竹義宣が慶長8年(1603)に着工し翌年完成した。天守閣も石垣もない城であるが,佐竹氏が累代在城して明治維新を迎えた。1868年(明治元年) - 戊辰戦争。久保田藩は新政府軍を支持したため庄内藩・盛岡藩から攻撃...
兵庫県

江戸軍学の理想を実現した 赤穂城

江戸時代、赤穂藩の藩庁が置かれた。 元和偃武の後、本格築城された城郭である。縄張りは変形輪郭式。本丸と二の丸が輪郭式に配され、その北側に三の丸が梯郭式に置かれている。銃砲撃戦を意識した設計となっており、十字砲火が可能なように稜堡に良く似た横...
兵庫県

近代築城技術の粋を尽くす美しき巨城 姫路城

姫路城は、現在の姫路市街の北側にある姫山および鷺山を中心に築かれた平山城で、日本における近世城郭の代表的な遺構である。江戸時代以前に建設された天守が残っている現存12天守の一つで、ほぼ中堀以内の城域が特別史跡に、現存建築物の内、大天守・小天...
兵庫県

平成の天下普請で復元・修理された 明石城

JR明石駅北側に位置し、駅ホームより間近に望める。縄張りは連郭梯郭混合式の平山城である。丘陵舌端に築かれ、本丸付近は柿本人麻呂を祀った人丸塚があったと言われており、この地は嘉吉の乱で激戦地となった。別名、喜春城(きはるじょう、きしゅんじょう...
関東

さまざまな石垣が残る徳川将軍が座す天下一の城 江戸城

江戸時代においては江城(こうじょう)という呼び名が一般的だったと言われ、また千代田城(ちよだじょう)とも呼ばれる。江戸城は麹町台地の東端に、扇谷上杉氏の家臣太田道灌が築いた平山城。近世に徳川氏によって段階的に改修された結果、総構周囲約4里と...
関東

川越城と小江戸川越を散策

江戸時代には川越藩の藩庁が置かれた。別名、初雁城、霧隠城。関東七名城・日本100名城。通常、川越城の名称を表記する場合、中世については河越城、近世以降は川越城と表記されることが多い。昨日の泊りは水戸、早速、千波湖を早朝散策。途中、カルガモ親...