歴史的建造物

北陸

旧福井藩主松平家別邸 養浩館庭園

養浩館庭園は福井城本丸の北約400メートルの場所に位置している。旧福井藩主松平家の別邸で、江戸時代には「お泉水(せんすい)屋敷」と呼ばれていた。「養浩館」の名前は明治になってから、同屋敷を所有していた元藩主の松平春嶽が名付けたもの。福井郷土...
京都府

早春の洛北 常照皇寺

この寺の開山は、南北朝時代に北朝初代の天皇となった光厳上皇である。光厳上皇は観応3年/正平7年(1352年)、大和国賀名生の南朝後村上天皇行宮にて落飾(出家)し、禅宗に帰依した。帰京の後、貞治元年/正平17年(1362年)、丹波山国庄を訪れ...
京都府

東寺小子房は天皇のための貴賓館

現在東寺では宝物館、小子房の特別拝観が行われている。五重塔は東寺のみならず京都のシンボルとなっている塔。高さ54.8メートルは木造塔としては日本一の高さを誇る。天長3年(826年)空海により、創建着手、実際の創建は空海没後の9世紀末であった...
京都府

産寧坂の早咲き枝垂れ桜ははや満開

産寧坂(さんねいざか)は三年坂(さんねんざか)とも呼ばれる、東山の観光地として有名。早咲き枝垂れ桜ははや満開です。京都の早咲き桜の名所は当ブログの下記記事で紹介しています。京都 早咲きの桜を求めて西東降り注ぐように咲き誇る京都御苑 近衛邸跡...
兵庫県

勝海舟寓居跡 平家の供養塔

わずか半年ながら、神戸の福原に遷都した平清盛。清盛が描いた夢の跡をたどってみた。今回は元暦元年の五輪塔平家の供養塔がある 勝海舟寓居跡神戸の祇園町にある勝海舟寓居跡の隣にあったのがこの元暦元年の五輪塔、平家の供養塔との案内板。門前の案内板に...
東海

豊川稲荷(妙厳寺)

境内に祀られる鎮守の稲荷(吒枳尼天)が有名なため、一般には「豊川稲荷」の名で広く知られる。豊川稲荷は神社ではないものの、商売繁盛の神として知られており、境内の参道には鳥居が立っている。また、日本三大稲荷の1つとされる。総門、総欅造り、銅板コ...
京都府

法住寺 後白河院政の舞台

後白河上皇が院政を行った法住寺。かつては「法住寺殿」と呼ばれ、一帯に広大な敷地を有していた。境内には後白河法皇像が安置されていて、4月27日~5月7日に一般公開(予定)が行われる。その敷地は十余町、平家をうしろだてにした上皇の権威で、周囲の...
京都府

蓮華王院 三十三間堂

春の風物詩「三十三間堂の通し矢(弓引き初め)」、「頭痛封じ」にご利益(りやく)があると評判の楊枝のお加持、千体千手観音坐像で有名な三十三間堂。平清盛が後白河上皇の命により、法住寺殿の一角に建立した。三十三間堂の通称は、南北に伸びるお堂の正面...
京都府

長岡京市 歴史めぐりコースを行く

長岡京市の「歴史めぐりコース」のハイキングに参加した。主な目的地は神足ふれあい町家(旧石田家住宅) 勝竜寺城公園 恵解山古墳 中山修一記念館サントリー酒類株式会社 京都ビール工場 歩行距離約3.5km のコース。「歴史とドラマの城 勝竜寺城...
京都府

乙訓地域最大の古墳 恵解山古墳(いげのやまこふん)

京都盆地から大阪平野に通じる狭隘部で、桂川、宇治川、木津川の合流点東北の平野部に位置する。京都府南部の乙訓地域最大の古墳である。全長120m、後円部径60m、高さ8m、前方部幅55m、高さ6.5mを測る。幅30mの周濠を持つ。後円部が以前よ...
和歌山県

初秋の和歌浦

和歌浦は狭義では玉津島と片男波を結ぶ砂嘴と周辺一帯を指すのに対し、広義ではそれらに加え、新和歌浦、雑賀山を隔てた漁業集落の田野、雑賀崎一帯を指す。名称は和歌の浦とも表記する。初代紀州藩主の徳川頼宣は祭神に実父である東照大権現(徳川家康)を勧...
滋賀県

戦国大名浅井三代と民具の里

小谷城址登城に先立ち浅井歴史民俗資料館(お市の里)を訪ね下調べ。戦国大名浅井氏の歴史を紹介する「学習館」、江戸庄屋屋敷の「七りん館」、旧浅井町の伝統産業である養蚕、鍛冶の歴史を紹介する「糸姫の館」「鍛冶部屋」の4施設が立つ。お市の方天文16...