日本の庭園・美術館・水族館

京都府

小倉百人一首の殿堂 時雨殿

時雨殿は2006年1月27日、任天堂相談役の山内溥氏が多くの寄付を行って藤原定家が百人一首を選んだ地、小倉山の麓、嵐山の渡月橋の近くに建設された。館内には任天堂のゲーム技術がいたるところで利用されている。2012年3月にリニューアルが行われ...
京都府

新緑のまぶしい曼殊院

5月に入り日差しも強くなり汗を拭き拭き曼殊院への道を辿った。勅使門の両側の白い築地塀に残る5本の定規筋は、皇室一門所縁の五門跡の最高位の寺格を伝えています。白壁に映えるモミジのの緑とウマスギゴケの深緑色が、コントラストを豊かにしています。天...
京都府

春の修学院離宮散策

17世紀中頃(1653年(承応2年) - 1655年(承応4年))に後水尾上皇の指示で造営された離宮(皇居以外に設けられた天皇や上皇の別邸)。谷川を堰き止めた人工池を中心とした広大な庭園とその関連建物からなる。宮内庁京都事務所が管理している...
兵庫県

龍野藩主脇坂氏の上屋敷跡に建つ聚遠亭

聚遠亭(しゅうえんてい)は龍野藩主脇坂氏の上屋敷跡にある歴史的建造物および庭園。兵庫県たつの市の鶏籠山西麓に広がる龍野公園内に位置する。紅葉の名所として名高い。「茶室」は、安政年間(1854~1859)龍野藩主脇坂安宅公が京都所司代の職にあ...
京都府

大徳寺塔頭 興臨院 特別公開

臨済宗大徳寺派大本山大徳寺の塔頭、通常非公開ですが、春と秋に特別公開されています。手水に花一輪、粋なはからいです。創建年次については天文2年(1533年)ともいう。その後、畠山家が没落するが天正14年(1586年)に加賀百万石の基礎を築いた...
京都府

大徳寺塔頭 黄梅院 特別公開

普段は非公開、春秋に一部公開。今回、春の特別公開に合わせて訪問。あいにくの雨だが写真撮影には好都合。永禄五年(1562)織田信長の父・信秀の追善菩提のために小庵を建立されたことに始まる。本堂・庫裡・唐門は重文に指定され、中でも庫裡は日本の禅...
奈良県

多くの文化人が憩った志賀直哉旧居

白樺派の文豪「志賀直哉」が昭和4年から9年間住んだ旧居(敷地435坪、建物134坪)が奈良にある。この高畑裏大道の一帯は、東は春日山の原始林、北には春日の社を透して飛火野の緑の芝生が展開するという、静かな奈良の町の中でも特に風光明媚な屋敷町...
京都府

早春 桂離宮に遊ぶ

早春の一日、桂離宮を訪ねた。今にも春雨の降り出しそうな危うい天気だ。穂垣は表門から通用門までの間に伸びる垣根。頂部を斜めに削いだ竹の柱を等間隔に立て、間を穂竹でつないである。一般参観者は南西にある通用門から出入りする。待合室から出て、庭に向...
京都府

宝泉院 京都大原・額縁庭園のお寺

大原のひっそりとした山に佇む宝泉院は隣の勝林院の塔中寺院で、かつては修行僧が住む場所であった。その歴史の中では、無住寺の時も長く、荒れた庭に堂々と五葉の松が立っていたそうだ。その様子を詩人 高浜虚子は「大原や 無住の寺の 五葉の松」と詠んで...
京都府

冬の三千院

三千院は天台宗の寺院で、山号は、魚山。本尊は薬師如来、開基は最澄です。現在の名称は「梶井三千院門跡」となっている。雪の三千院を訪れた時の記事です「雪の三千院もいいもんです」三千院が大原にあって、三千院と呼ばれるようになったのは、意外にも新し...
京都府

東福寺塔頭 光明院に「波心庭」を訪ねる

東福寺塔頭。1391年(明徳2)金山明昶の開創。方丈前の庭園、波心の庭を訪れる。池泉式の枯山水で、州浜型の枯池に三尊石組を配し、背後にサツキやツツジを雲紋になぞらえて刈り込み、雲の上に茶亭蘿月(らげつ)庵があり、月が昇る姿を形どる。「羅月庵...
京都府

秘められた京の美を訪ねる 東福寺塔頭 龍吟庵 特別公開

今回訪れたのは東福寺の第三世住持・大明国師(だいみんこくし)の住居跡で、東福寺塔頭の第一位に置かれている龍吟庵です。渓谷・洗玉澗(せんぎょくかん)に架けられた橋廊・偃月(えんげつ)橋を渡って龍吟庵にいたる。尚、この偃月橋も重要文化財に指定さ...