京都府

宇治橋の守り寺 放生院

604年(推古天皇12年)、聖徳太子の発願で創建されたのが始まりと伝えられている。  1281年(弘安4年)、西大寺の叡尊によって中興された。叡尊は1286年(弘安9年)に宇治川の中州に十三重石塔を建立し、橋寺で放生会を行ったという。そのた...
京都府

日本曹洞宗最初の寺院 興正寺

琴坂の入り口に建つ石門(総門)慶安元年(1648)建立。興聖寺(こうしょうじ)は京都府宇治市にある曹洞宗の寺院。日本曹洞宗最初の寺院。道元が興聖宝林寺を建立したことにはじまる。断絶のあと、慶安元年(1648年)永井尚政によって再興された。山...
奈良県

アジサイ見頃の長谷寺

ふつつ門前町はお寺に直接みちびいてくれるが、ここだけはちょっと違う。一旦与喜天満宮につき当り、そこから左折して山門に至る。その天満宮のある山を、与喜山、または「大泊瀬」と呼び寺の建っている所を「小泊瀬」という。初瀬川はその中間を流れているわ...
京都府

宇治河畔ぶらり

今日は梅雨も昇級し、曇りがちの天気で宇治河畔のそぞろ歩きは川風が涼しい。天ケ瀬ダムが放流しているため水量が多い。何を狙っているのかカメラマン、セッティングに余念がない。昔、豊臣秀吉が宇治川の水を汲んで茶会を開いたことから、 宇治橋「三の間」...
京都府

雨の一休寺

この時期一休寺の境内は無緑に包まれ清々しい、雨に濡れたモミジがきれいです。方丈庭園は松花堂昭乗、佐川田壽六、石川丈山の合作によるもので、「三作の庭」といわれる。元弘年間(1331 - 1334年)に兵火にあって衰退していたのを、康正2年(1...
大阪府

羅漢とアジサイの寺 正俊寺

境内には立派な涅槃像もある。久貝因幡守正俊を弔い、息子である正世が建立した久貝家菩提寺。父の名より長尾山正俊寺と命名された、曹洞宗の寺院。境内には羅漢さんの像があり、そばには約1万5000枝のあじさいが植えられている。訪れる人の少ない静かな...
京都府

雨の季節に宝泉院を訪問

この時期大原一帯ではユキノシタが花盛り、宝泉院へ向かう途中、律川の両岸にユキノシタの群生を見る。2005年(平成17年)3月には枯山水庭園の宝楽園が完成、山形県や長野県などから約300トンの石を運んでいる。この時期、苔がきれいです。玄関の左...
京都府

三千院 アジサイが見頃です

三千院へ向かう大原女の小径界隈はユキノシタの花が満開でとてもきれいです。美と智恵と音楽の神として知られる弁財天さん京の七福神としても有名です。今日は雨に濡れてしっとり。あじさい苑では、6月中旬のコアジサイに始まり、ヤマアジサイや珍種のホシア...
滋賀県

延暦寺里坊群の一つ旧竹林院

坂本の里坊には、美しい庭園がみられるところが多い。 『滋賀県の歴史散歩』(山川出版社)によれば、坂本には借景の自然、山から流れる渓流、豊富な石材、苔に適した土質と気候という条件がすべて揃っている。 青年僧の修行道場ではなく、延暦寺の僧侶の隠...
滋賀県

豊臣秀吉寄進と伝わる日吉三橋

白洲正子 近江の旅|古代から継がれる石の文化と木地師の伝説正子の旅は近江各所に及んでいるが、その旅は「石」と「木」と対話し、日本の美を再確認することではなかっただろうか。そうして、石の文化を訪ねた先が、比叡山の麓にある日吉大社だった。 比叡...
滋賀県

天海の廟所 慈眼堂

慈眼堂(じげんどう)は滋賀県大津市坂本にある天海(慈眼大師)の廟所。慶長12年(1607年)から比叡山南光坊に住み、織田信長の比叡山焼き討ち後の復興に尽力した天海の廟所。 江戸時代初期の禅宗様を基本とする建物で、堂内には木造慈眼大師坐像(国...
滋賀県

延暦寺の里坊を代表する滋賀院門跡

坂本の町には、穴太(あのう)積みの石垣が見事な里坊が数多く残っていますが、中でも滋賀院門跡はひときわ背の高い石垣と白壁に囲まれて、延暦寺の本坊らしい堂々とした外構えを見せています。1615年(元和元年)江戸幕府に仕え「黒衣の宰相」とも称され...