東北

藤原三代栄華の跡 中尊寺

中尊寺は天台宗の東北大本山。 創建は嘉祥3年(850)に慈覚大師円仁によって開山されたとされる。 その後奥州藤原氏初代の清衡が長治2年(1105)から中尊寺の再建に着手し、天治元年(1124)に金色堂が竣工、基本的な伽藍が完成したのは21年...
東北

青森港に夕日朝日を追いかけて

陸奥湾の最奥部に位置する、波浪の少ない天然の良港。 江戸時代初期に弘前藩により港が開かれ、その後江戸時代を通じて藩の商港として栄えた。 明治後期以降は1908年(明治41年)の青函連絡船の就航により本州と北海道を結ぶ港として位置付けられ、1...
東北

ホントに三内丸山遺跡ってすごいの

三内丸山遺跡は2000年に国の特別史跡に指定。 遺跡跡には住居群、倉庫群のほか、シンボル的な3層の掘立柱建物が再現されており、資料館もある。 2009年8月現在、青森県教育庁文化財保護課三内丸山遺跡保存活用推進室が発掘調査を行っている。 縄...
東北

東北地方唯一の現存天守を持つ桜の名所 弘前城

弘前城(ひろさきじょう)は、別名・鷹岡城、高岡城。 津軽統一を果たした初代藩主津軽為信が慶長8年(1603)が築城を計画、2代藩主信枚によって完成した。 亀甲門(かめのこもん)/北門 北門はまたの名前を亀甲門と呼びます。 中国の古い言い伝え...
東北

奥入瀬渓流 十和田湖展望

奥入瀬渓流は十和田湖の子ノ口から焼山までの約14kmの流れで、豊かな樹木や十数か所の滝と、千変万化の美しい流れや様々な奇岩・奇勝が見事な渓流美を作り出しており、四季折々の自然美を堪能できます。 今回は石ヶ戸休憩所からの散策です。 「石ヶ戸」...
東北

八戸 早朝散策

旅行に行ったら可能な限り主目的以外のプラスワンの小旅行を考えていますが、今回は街の早朝散策です。 まず考えたのは八戸港で日の出を撮るというものでしたが、ホテルのフロントに菊と港までは片道40分くらいかかるとのことで断念 昨夕訪れた市役所前の...
東北

三八城公園に残る 八戸城跡

ホテルへチェックイン後、夕食までのわずかな時間を利用して、市内に残る八戸城跡の探索に出かけた。 八戸城は、現在の八戸市内丸に位置し、八戸南部氏が拠点としていた八戸根城とは全く別個の城郭である。 既に夕闇は迫っている。 1644年(正保元年)...
東北

南部師行が八戸の基礎を築いた 根城

根城は、建武元年(1334年)に南部師行(なんぶもろゆき)により築城された城。 寛永4年(1627年)に領地替えにより使われなくなるまでの約300年間、八戸地方の中心でした。 博物館を出て史跡根城の広場へ向かう。 広場への入口には八戸城東門...
東北

啄木も愛した古城の跡 盛岡城

「盛岡城」は盛岡藩南部氏の居城である。 西部を流れる北上川と南東部を流れる中津川の合流地、現在の盛岡市中心部にあった花崗岩丘陵に築城された連郭式平山城である。 今回の旅はここ仙台空港から始まる。 桜山神社の創建は寛延2年(1749)に当時の...
京都府

中宮安子の陽気な嫉妬 後宮のわわしい女

安子(あんし)自身は若くして亡くなったが、安子所生の冷泉天皇・円融天皇の即位は九条流摂関家発展の元となり、やがて安子の甥道長を頂点とする全盛期へ至ることになる。 ・・・・その源流をずっと遡るとき、恋がたきに茶碗を投げつけた安子という元気な女...
兵庫県

六甲高山植物園に初秋を訪ねる3/3

2008年6月に六甲高山植物園はスイスを代表する高山植物園とされるベルン州インターラーケン郊外のシーニゲプラッテ山頂にあるシーニゲプラッテ高山植物園と姉妹提携を行った。 日本とスイスの植物園同士の初の姉妹提携である。 両植物園が登山電車やケ...
兵庫県

六甲高山植物園に初秋を訪ねる2/3

今上天皇が皇太子時代に訪れた時に、園内に架けられた吊り橋には「プリンス・ブリッジ」と名づけられたが、その後老朽化により架け替えられた2代目が現在のプリンス・ブリッジである。 現在は吊り橋ではないが、木製の装飾により吊り橋の雰囲気を出している...