京都府

松尾大社神幸祭 おいで

神輿の巡行は平安期に始まったと伝わる。「松尾七社」の神輿と唐櫃(からびつ)が氏子の町内を練り歩き、五穀(ごこく)豊穣(ほうじょう)などを祈る。松尾大社では神幸祭を「おいで」と呼び、還幸祭を「おかえり」と呼ぶ。松尾大社は酒の神様ですが、亀の姿...
大阪府

『みんぱく』で世界を覘く ヒンドゥー教

狭い意味でのヒンドゥー教は、バラモン教から聖典やカースト制度を引き継ぎ、土着の神々や崇拝様式を吸収しながら徐々に形成されてきた多神教である。ドゥルガー女神パールヴァティーの化身で戦いの神、水牛に化けた悪魔を倒す美しい神像が有名。ヒンドゥー教...
和歌山県

真田幸村雌伏の地九度山

真田幸村雌伏の地九度山を訪ねた。講談本の人気とこの時期のドラマの影響で盛り上がっているが、実態としては生活感の一部も感じられるものはない。弘法大師は槙尾山の弁財天を厚く信仰なさっており、毎月9度槙尾山にお参りに行っておられたとか。ところが、...
大阪府

長居植物園万葉のみち

万葉集に因んだ植物が植えられている万葉のみち、こちらでも春を迎えています。ハギやっと新芽を延ばしているところ、古くから日本人に親しまれ、『万葉集』で最もよく詠まれる花でもある。秋ハギと牡鹿のペアの歌が多い。草枕 旅行く人も  行き触れば に...
大阪府

長居植物園は春爛漫

桜も終わりいよいよ春も本格的、長居公園も花が咲き誇り華やいでいる。ベニバナハナミズキ、特徴は花の色が紅色を帯びること。 桜が終わったころから咲き始め、5月の半ばまで咲いている。コデマリ、中国原産の落葉低木で、名前は小さな手毬状の花姿に由来。...
京都府

王朝人も歩いた「千代の古道(ふるみち)」を辿る

以前から気になっていた千代の古道(ふるみち)、仁和寺を訪れたついでに足を延ばしその一部を歩いてみた。平安京ができる前から宇多野・嵯峨野へと通じた古道。都人たちがこの道を通ってお月見に出かけたともいわれ、観月の名勝地、大沢池を眺めながら、いに...
京都府

御室仁和寺 散策

仁和寺は光孝天皇の勅願で仁和2年(886年)に建て始められたが、同天皇は寺の完成を見ずに翌年崩御した。遺志を引き継いだ宇多天皇によって、仁和4年(888年)に落成し、「西山御願寺」と称されたが、やがて年号をとって仁和寺と号した。宇多天皇は出...
京都府

桜の見納めは御室桜

今年も3月中旬の早崎桜から最後の御室桜まで一月に渡り桜を堪能させてもらった。仁和寺を訪れたのは4月16日、終わっていることを予測しながら見納めとしようと出かけたがやはり葉桜が目立つ。現在は有明など10数種、約200株が京都の春の終わりを飾り...
京都府

名残の桜を楽しむ 平野神社

平野神社は古くから宮中と密接な関係をもつ神社で、江戸時代から桜の名所として知られる。60種400本を超える名木・珍種の桜が次々に開花し、「衣笠桜」など平野神社にしかない珍しい桜も見られる。平野神社発祥の桜、魁(さきがけ)桜が咲き出すと都のお...
京都府

2016年春「妙心寺退蔵院のさくら特別拝観」

退蔵院ではこの時期、お食事つき特別拝観プランが行われている。退蔵院の目玉で国宝に指定されている『瓢鮎図(ひょうねんず)』に因んで屋根の瓦にも瓢箪とナマズが。方丈前に掛かる日本最古と伝わる山水画「瓢鮎図(ひょうねんず)」は山水画の始祖といわれ...
京都府

妙心寺塔頭 大法院

大法院は妙心寺塔頭の一つで境内西に位置する。真田幸村の兄で松代藩主であった真田信之の菩提寺として創建されました。境内は名残の桜が見られます。露地庭園が美しいことで有名。通常非公開ですが、春の新緑と秋の紅葉の時期のみ特別公開されます。この画像...
奈良県

散る桜 残る桜も・・・・長谷寺

長谷寺の桜も終末へと向かっている。江戸時代の僧・良寛は 「散る桜 残る桜も 散る桜」 という有名な俳句を遺しています。(この句が辞世の句ともいわれる) 浄土真宗の宗祖とされる親鸞もまた、 「明日ありと 思ふ心の あだ桜 夜半に嵐の 吹かぬも...