兵庫県

夏の六甲高山植物園2/3

アサギリソウは、北陸地方や東北地方以北の岩場に見られるヨモギの仲間。全体に白い毛で覆われ、きらきらと光に反射する銀緑色の葉が美しく、どちらかというと花よりも草姿や風情を楽しむ植物。漢字で書くと“朝霧草” まさに朝の霧といったイメージがぴった...
兵庫県

夏の六甲高山植物園1/3

六甲高山植物園では世界や日本の高山帯に咲く約1500種の四季折々の植物に出合える、盛夏に訪れた。木々に囲まれたテラスでランチを楽しめるカフェ「エーデルワイス」はありがたい。受付でお願いすればかさばる荷物を預かっていただけた。ウバユリ が園内...
兵庫県

涼しい天国 1,000万ドルの夜景を望む六甲天覧台

昭和天皇の行幸でも有名な展望台。大阪平野や和歌山方面を中心にした光の粒が、圧倒的なスケール感で迫ってきます。入道雲が真夏を象徴、でもここの気温は都心より約5℃くらい低い。空を紅く染めて夕日が落ちます、いよいよ夜景の本番。見晴らしの塔も夕闇に...
兵庫県

夏は別天地 六甲枝垂れ

海抜約900m。1957年開業の十国展望台が2002年に老朽化したために閉鎖になった跡地に、経営する阪神電鉄系の「阪神総合レジャー」により建設された。枝垂れをイメージし、末広がりの円筒状のヒノキの板張り建築(幹、高さ約10m)を六角形を基本...
奈良県

日本書紀 斉明朝の奇妙な記述

蘇我氏暗殺の現場に居合わせた女帝については余り芳しくない記述が多く、例えば正史の書記が、重祚した年の夏五月条と七年五月条でそれぞれ、庚午の朔に、空中にして龍に乗れる者あり。貌、唐人に似たり。青き油の笠を着て、葛城嶺より馳せて生駒山に隠れぬ。...
奈良県

万葉人のくらし

万葉人はどのように暮らし、どんな恋をし、どんなふうに四季の移ろいを眺めたのでしょうか。奈良県立万葉文化館の展示からそのあたりを探ってみる。先ず市の様子。ここでは台所用品を売っているようです。左側の茶色のが土師器、右側の灰色のが須恵器。土師器...
奈良県

飛鳥坐神社

創建の由緒は不詳であるが、『出雲國造神賀詞』に「賀夜奈流美命ノ御魂ヲ飛鳥ノ神奈備ニ坐テ皇孫命ノ近守神ト貢置」とあり、大国主神が皇室の近き守護神として、賀夜奈流美命の神霊を飛鳥の神奈備に奉斎したとある。また、当社地が天照大神を初めて宮中の外で...
奈良県

犬養万葉記念館

文化功労者・明日香村名誉村民であり、「犬養節」で万葉ファンに親しまれた、故 犬養孝氏の業績を顕彰する記念館。旧南都銀行明日香支店の店舗蔵造りの外観を残す。万葉に関わる図書を約8,000冊用意しており、万葉集とはどのようなものなのかと思われる...
奈良県

額田王・鏡王 謎に包まれた万葉の恋歌

幼い少女の額田王が宮廷に入ったのは、おそらく皇極天皇の時代のことだったのではないだろうか。地方豪族の娘から選ばれて天皇に近侍する采女としてであった、ともいわれる。皇極天皇は、中大兄皇子が、中臣鎌子ら同志とともに、飛鳥板蓋宮の大極殿で蘇我入鹿...
奈良県

万葉集と古代史の謎を訪ねて

古代史も新しい事実や解釈が出てきて面白くなってきた。日本書紀などは改竄もあり得るが万葉歌は改竄しようがなく面白い世界だ。謎を求めて小雨の飛鳥を散策した。最初に訪れたのは奈良県立万葉文化館、日本最古の歌集『万葉集』をテーマとする。『万葉集』は...
京都府

小雨の大覚寺

弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山。正式には旧嵯峨御所大本山大覚寺と称し、嵯峨御所とも呼ばれる。 平安初期、嵯峨天皇が檀林皇后とのご成婚の新室である離宮を建立されたが、これが大覚寺の前身・離宮嵯峨院である。小雨そぼ降る日訪れた。雲...
大阪府

大阪シティエアターミナル

大阪シティエアターミナル、略称「OCAT」(オーキャット)は地下2階・地上6階建てで、地下1階にはJR難波駅、2階にはミナミにおける長距離の高速バスや観光・ツアーバスの拠点となる『OCATバスターミナル』を併設している。OCAT(ポンテ広場...