きままな旅人

常高院(お初)は「もし、将来国替えがあっても常高寺だけはこの若狭の地に、留めおいて下さい」と遺言に残している。 本名は浅井 初（あざい はつ）、一般に「初」の呼び名で知られる。 また、幼名は御鐺（おなべ）、於那。浅井三姉妹の一人。 常高寺（...

後瀬山城はJR小浜駅の南西に聳える標高168m程の山に築かれている。 現在主郭には愛宕神社が祀られており、北東麓から整備された参道が続いている。 参道を登り始めると、最初はかなり急な石段が続いていく。 大永2年（1522年）若狭国守護・武田...

関ヶ原の戦いの戦功により、小浜に近江大津6万石を領し大津城主であった京極高次が若狭一国を与えられ若狭小浜8万5,000石で入る。 先ず、天守閣跡に上る。 天守台跡を望む。 ご覧の通りすぐ近くまで民家が迫り石垣の撮影が極めて困難だ。 状況は分...

おみくじの祖として有名な元三大師 良源が開いたお寺で、元々は京都市北区にある船岡山南麗建てた「興願金剛院」のが始まりですが、豊臣秀吉の寺町建設の時に現在の場所に移っています。 元亀3年（1571年）、織田信長の比叡山焼き討ちは正親町天皇の女...

閑院宮（かんいんのみや）は、四世襲親王家の一つで、江戸時代中期に東山天皇の皇子、直仁親王が創設した宮家。 2代直仁親王の王子祐宮が後桃園天皇の崩御に伴い践祚して以来、閑院宮系の血統が現在の皇統となっている。 京都御苑は百日紅が花盛り、閑院宮...

平清盛が母祇園女御のため厳島神社の神を祀ったのが始まり。 社前の石鳥居は笠木が唐破風で京都三珍鳥居の一つ。 社伝によれば、安芸国厳島社を崇敬した平清盛が、摂津国兵庫津に築島（経が島）を造成した際に、同島に社殿を構えて厳島社を勧請し、後に清盛...

拾翠亭は、江戸時代後期に九條家の茶室として建てられた、伝統と歴史ある貴重な建造物。 御苑内で、2階部から九條池や高倉橋を望むことができる特別なロケーションが魅力です。 先ず、高倉橋から九条池越しに拾翠亭を眺めます。 明治維新で東下した後も、...

車折神社は京都の金運・商売繁盛・良縁・厄除け祈願の神社(パワースポット） 本殿はご祭神・清原頼業公をお祀りする建物で、宝暦２年（1752年）に造営され、入母屋造・銅板葺総檜造の建築。 鎮守の森の中、車折神社、阿吽の狛犬ならぬ阿阿の狛犬が。 ...

見る人の視線、絵の視線それぞれ気になる展示だった。 関連記事 ≪バスツアー／テーマのある旅特集≫クラブツーリズムお勧めツアーこちら！

「やは肌の晶子」と呼ばれた与謝野晶子は堺の老舗和菓子屋「駿河屋」を営む、父・鳳宗七、母・津祢の三女として生まれた 大阪で唯一残る路面電車・阪堺電気軌道の宿院駅から徒歩1分、大道筋沿いに歌集「みだれ髪」などで知られる女流歌人・与謝野晶子の生家...

信長より20年早く天下の実権を握る戦国武将がいたことをご存じだろうか。 そして幻の堺幕府の実態とは。 現在の顕本寺。 応仁の乱後、幕府の実権を握っていたのは管領・細川氏。 その細川本家に家督相続問題が起こり、大永7年（1527年）に桂川原の...

中世末期に自由都市として栄えた堺というのは、日本史における宝石のような、あるいは当時世界史の規模からみて大航海時代の潮流を独り浴び続けたという意味において異様としか言いようのない光彩を放っているが、いまはわずかな痕跡を凝視して、よほど大きい...