近畿

大阪府

早春の長居植物園

春の訪れを知らせるように、ひとあし早く咲きだした色とりどりの草花を探しに・・・・・正門の花壇、冬咲きのチューリップが迎えてくれます。枯芒(かれすすき)枯れ尽くした芒。葉も穂も枯れ果て、茎の部分が風に揺れる姿は寂寥感の極み。ともかくもならでや...
京都府

陰影のある露地行灯の灯りが見事 東山花灯路

平成15年3月から、「灯り」をテーマとする新たな観光資源の創出事業である『京都・花灯路』が行われている。陽が落ちて辺りが暗くなるとそろそろ行燈の灯りが灯る。ねねのみちに灯りが灯りました。高台寺公園でも沢山の行灯に灯が入る。ひときわ風情のある...
奈良県

高取土佐町並み「町家の雛めぐり」

2007年から、始まった「町家の雛めぐり」は、今回で11回目。町あげてのイベントに発展し、約百軒のお雛さんを町並みのあちらこちらで展示。駅からお越しになる皆様を最初に御迎えする大きなお雛さま。会場内唯一の真正ジャンボ雛です!雛祭りの起源は平...
奈良県

佐保河畔 万葉歌碑を巡る

川沿いに植えられた桜並木!全長数キロにわたって続くその光景は「奈良県景観資産」の一つにも数えられており、見応え充分。若草山東麓を走る柳生街道の石切峠付近に発し、若草山北側を回り込むようにして奈良盆地へ出、奈良市街北部を潤す。奈良市新大宮付近...
奈良県

在原業平ゆかりの古刹 不退寺

仁明天皇の勅願を受け、平城天皇萱御所跡に在原業平が開基したと伝わる。その由緒から「業平寺」とも呼ばれる。平城天皇の第一皇子阿保親王の菩提所。南門の四脚門〔重文〕は鎌倉時代末期、正和6年(1317年)の建立で、切妻造・本瓦葺。冠木上には笈形調...
奈良県

磐之媛の嫉妬

磐之媛は仁徳天皇2年(314年)立后。葛城襲津彦の娘で、武内宿禰の孫にあたり、皇族外の身分から皇后となった初例とされる。嫉妬深いひとと言われるが果たしてそうだったのか。記紀によるととても嫉妬深く、仁徳天皇30年(342年)に、彼女が熊野に遊...
奈良県

なぜ? ふたつの大極殿 平城京の謎

第二次大極殿跡から第一次大極殿跡を望む。藤原京から平城京への遷都は文武天皇在世中の707年(慶雲4年)に審議が始まり、708年(和銅元年)には元明天皇により遷都の詔が出された。これが第一次大極殿。藤原不比等主導の遷都であった。飛ぶ鳥 明日香...
奈良県

南都七大寺の面影を追って 西大寺

「西大寺」の寺名は言うまでもなく、大仏で有名な「東大寺」に対するもので、奈良時代には薬師金堂、弥勒金堂、四王堂、十一面堂、東西の五重塔などが立ち並ぶ壮大な伽藍を持ち、南都七大寺の1つに数えられる大寺院であった。奈良時代に孝謙上皇(重祚して称...
奈良県

ならまち八景を巡る

ならまち格子の家。奈良町の伝統的な町家を再現して、観光案内所にした建物。ならまち散策 格子の家 -陰影を楽しむ江戸時代末から明治時代にかけて、「ならまち」に点在した町家をモデルに建てられた施 … 続きを読む →元林院は奈良町の一角として当然...
奈良県

飛鳥時代の行基瓦の残る元興寺

最古の寺といわれる飛鳥寺がルーツ。平城遷都にともない、この地に移転、南都七大寺のひとつに数えられる大寺であった。現存するのは極楽坊と呼ばれた僧房遺構。すぐ南に五重塔跡が伝わる。金堂や講堂などは「ならまち」の民家や道の下に埋もれている。東大寺...
奈良県

上ツ道のまちなみが残るならまち

上ツ道(かみつみち)は、古代日本における官道のひとつで、近世日本において同官道を元にした街道。近世においては、上街道(かみかいどう)とも呼ばれた。猿沢池からスタート。猿沢池の横には采女神社があって、鳥居を背にしてお社が建っている珍しい神社。...
奈良県

陰影の美しい町屋空間 ならまち「にぎわいの家」

大正時代、古美術商の大隅家が所有していた「奈良町にぎわいの家」。約704平方メートルの敷地内には、大正6年に建てられた木造2階建ての「主屋」や「離れ」、江戸時代後期の建築と推定される「蔵」がある。玄関を入ると吹き抜けの青空。暖簾に優しくひか...