奈良県 「いちごんさん」こと一言主神社 一言主神社一の鳥居。杉並木の参道の途中には蜘蛛塚があり、日本書紀に登場する”土蜘蛛”に由来するものとか。二の鳥居。この一言主神に関しては、『日本書紀』『古事記』における雄略天皇との対面説話が知られる。両書によれば、雄略天皇が葛城山中で狩猟を... 2017.03.30 奈良県
奈良県 港へつながる道を支配した葛城氏 早春の一日葛城古道を散策した。じつは、南北に延びる葛木古道一帯は、1600年以上も昔に、大和朝廷を支え興隆した古代豪族の「葛城氏」や、もっと昔には、「鴨氏」の本拠地だったところだ。菜の花が咲き遠く飛鳥の地をのぞむ古道の道は快適なハイキング道... 2017.03.29 奈良県
奈良県 平等寺 平等寺は、奈良県桜井市三輪にある曹洞宗の寺院。三輪別所ともいう。本尊は十一面観音である。かつては三輪明神(現・大神神社)の神宮寺であった。「山の辺の道」らしい雰囲気が出てきたなと思ったら、すぐにコンクリート舗装の道に変わり、50mほど先にに... 2017.03.22 奈良県
奈良県 第10代崇神天皇の磯城瑞籬宮伝承地 本殿磯城瑞籬宮(しきのみずかきのみや)は日本書紀に記載されている崇神天皇王朝の都。現在、磯城瑞籬宮は奈良県桜井市金屋にあったとものと推定されている。記紀によりますと、崇神天皇の時、民が死に絶えてしまうような疫病が発生しました。これは、三輪山... 2017.03.21 奈良県
奈良県 山の辺の道 海柘榴市界隈 かってこの付近に我が国最古の交易市場として知られる「海柘榴市(つばいち)」があった。海柘榴とは椿のこと。以前は、海柘榴市と書いて”つばきち”と読んでいた。大神神社大鳥居 昭和59年の昭和天皇の御親拝を記念して昭和61年に建てらてた大鳥居。高... 2017.03.20 奈良県
奈良県 当麻山口神社と傘堂 新在家の大池の東畔にある傘堂は、郡山藩主本多政勝候の菩提をとむらうため、その影堂として、恩顧の家臣やこの地域の農民たちによって延宝2年(1674)に建立されたもの。一辺が約40cmの四角い一本柱を中心に立て、その上に本瓦葺の方形造の屋根がの... 2017.03.19 奈良県
奈良県 悲劇の皇子を悼み 二上山麓散策 ため池越しに二上山をのぞむ。手前の芝生が鳥谷口古墳。そもそも、皇子の墓所についての記述は、事件を記した日本書紀には一切ない(謀反人の墓所なぞ、記そうはずもない)。それは万葉集の中にあった。姉の大伯皇女が作ったとされる歌とその詞書きにだ。大津... 2017.03.18 奈良県
奈良県 高取土佐町並み「町家の雛めぐり」 2007年から、始まった「町家の雛めぐり」は、今回で11回目。町あげてのイベントに発展し、約百軒のお雛さんを町並みのあちらこちらで展示。駅からお越しになる皆様を最初に御迎えする大きなお雛さま。会場内唯一の真正ジャンボ雛です!雛祭りの起源は平... 2017.03.11 奈良県
奈良県 佐保河畔 万葉歌碑を巡る 川沿いに植えられた桜並木!全長数キロにわたって続くその光景は「奈良県景観資産」の一つにも数えられており、見応え充分。若草山東麓を走る柳生街道の石切峠付近に発し、若草山北側を回り込むようにして奈良盆地へ出、奈良市街北部を潤す。奈良市新大宮付近... 2017.03.03 奈良県
奈良県 在原業平ゆかりの古刹 不退寺 仁明天皇の勅願を受け、平城天皇萱御所跡に在原業平が開基したと伝わる。その由緒から「業平寺」とも呼ばれる。平城天皇の第一皇子阿保親王の菩提所。南門の四脚門〔重文〕は鎌倉時代末期、正和6年(1317年)の建立で、切妻造・本瓦葺。冠木上には笈形調... 2017.03.02 奈良県
奈良県 磐之媛の嫉妬 磐之媛は仁徳天皇2年(314年)立后。葛城襲津彦の娘で、武内宿禰の孫にあたり、皇族外の身分から皇后となった初例とされる。嫉妬深いひとと言われるが果たしてそうだったのか。記紀によるととても嫉妬深く、仁徳天皇30年(342年)に、彼女が熊野に遊... 2017.03.01 奈良県
奈良県 なぜ? ふたつの大極殿 平城京の謎 第二次大極殿跡から第一次大極殿跡を望む。藤原京から平城京への遷都は文武天皇在世中の707年(慶雲4年)に審議が始まり、708年(和銅元年)には元明天皇により遷都の詔が出された。これが第一次大極殿。藤原不比等主導の遷都であった。飛ぶ鳥 明日香... 2017.02.28 奈良県