近畿

大阪府

「坂の上の雲」の秋を歩く:司馬遼太郎記念館の紅葉風景

秋の気配に誘われてこの時代にこそ思い出したい『坂の上の雲』のメッセージ、それは「未来を信じて坂を登る意志の力」だと感じます。 司馬遼太郎さんはこの作品のあとがきで、「このながい物語は、その日本史上類のない幸福な楽天家たちの物語である」と語っ...
兵庫県

秋の終わり、光と足音の記録

狙いすました秋の日今日は最後の暖かい日。狙いすましたように明石海峡公園へ向かった4時閉園という制限の中、紅葉の赤と黄が惜しむように輝いていた。追い越していった家族連れの向こうに広がる木々、淡路グリーン館の外周に燃えるような葉、そしてその向こ...
大阪府

記念樹の森と、ラスト紅葉

1週間前と違って今日はボランティアの仲間がいる鳩が群れて一斉に飛び立つ光景って、何度見ても心がふるえるよね。🕊️✨大阪城公園は、実は都市のど真ん中にある野鳥の楽園としても知られていて、鳩はもちろん、季節によってはオオルリやキビタキ、カワセミ...
大阪府

大阪城公園で出会う、歴史と紅葉の交差点

森ノ宮駅からスタート  → 噴水広場を抜けて、まずは「市民の森」へ   ケヤキ並木の下で、秋の風を感じながらゆっくり歩こう。黄金色に染まるイチョウ並木、記念樹の森の静かな紅葉、そして天守閣と石垣が夕陽に照らされる風景が、まるで過去と現在がそ...
大阪府

住吉川、秋の記憶

四季を映す水面に、まちの記憶が揺れる都会の喧騒のすぐそばで、静かに流れ続ける住吉川。 季節のうつろいを映すその水面には、まちの記憶と人々の暮らしがそっと揺れている。 この川を歩くたび、過去と現在が交差する風景に出会う。住吉川は大阪市住吉区を...
兵庫県

安藤氏の建築は「光と影」 淡路夢舞台

安藤忠雄氏の建築における「光と影」の対話は、とても象徴的で詩的だよね淡路夢舞台の始まりは、まさに「再生」と「共生」の物語この場所はもともと、関西国際空港建設のために土砂採取された跡地——荒れ果てた岩肌の残る土地だったんだって。そこに建築家・...
兵庫県

紅葉の兆し 淡路夢舞台

今日は司馬遼太郎記念館のメンバーと淡路夢舞台に安藤建築を訪ねる播磨灘は静かに凪いでいる、来週からは本格的に寒くなるという。気のせいかバスはほぼ満席だ。まだ色は浅いけれど、秋の気配が葉に現れ始めた瞬間を捉えた朝の光が差し込むと、葉の縁がほんの...
大阪府

「紅葉の森に誘われて – 星のブランコ秋のハイキングガイド」

私市駅から川沿いの道を星のブランコへ私市駅から星のブランコへ向かうなら、天野川沿いのルートがとっても気持ちいいよ!🌿「まるで森の精霊に導かれるような道のり。」 秋の交野・私市(きさいち)駅から始まる、紅葉に包まれた星のブランコへの旅をご紹介...
大阪府

やっと紅葉 住吉大社

遅れていた紅葉前線もやっとたどり着いたようだ住𠮷公園は明治6年の太政官布達によって開設された、大阪では最古の公園もとは住吉大社の境内地の一部であり、表参道(汐掛道)の常夜灯や鎌倉時代の灯台を復元した高灯籠、松尾芭蕉の句碑など、往時の風情を残...
大阪府

狭小住宅としての挑戦 「住吉の長屋」

安藤忠雄氏のデビュー作であり、代表作でもあります「住吉の長屋」は、建築家・安藤忠雄が1976年に大阪市住吉区で手がけた、狭小住宅の象徴的な作品ですわずか57㎡(約14坪)の敷地に建てられたこの住宅は、三軒長屋の真ん中の一軒を切り取り、鉄筋コ...
兵庫県

神戸事件と明治新政府初の外交問題 三宮神社

慶応4年1月11日(1868年2月4日)、神戸三宮神社前において、備前岡山藩兵と外国人水兵が衝突する事件が起こりました明治政府初の外交問題として、「神戸事件」とよばれます。前年の慶応3年12月、岡山藩は西宮警衛の朝命を受け、家老の池田伊勢、...
兵庫県

閉ざされた扉の静寂 旧居留地38番館

久し振りに訪れたが旧居留地38番館が改装工事のため閉館していた久しぶりに旧居留地を訪れた。しかし訪れた日は、旧居留地38番館が改装工事のため閉館していた。扉は静かに閉ざされていたが、その存在感は変わらず、街の一角に凛と佇んでいた。過去の訪問...