2014-03

九州

鍋島父子が築いた広大な堀 佐賀城

古名は佐嘉城。別名、沈み城、亀甲城。江戸時代初頭に完成し、外様大名の佐賀藩鍋島氏の居城であった。佐賀城鯱の門および続櫓<重文>1836年(天保7年)に建立された。屋根の両端に青銅製の鯱が載ることから「鯱の門」と呼ばれている。明治時代初期に起...
九州

鍋島閑叟を祀る佐嘉神社(さがじんじゃ)

佐嘉神社(さがじんじゃ)は佐賀藩10代藩主鍋島直正と11代藩主鍋島直大を祀る。直正は藩政改革を行い、大隈重信・江藤新平らの人材を育成した。直大は戊辰戦争で官軍として戦い、明治2年には版籍奉還を申し出た。旧社格は別格官幣社。神門から見る拝殿。...
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古代の迎賓館 「鴻臚館」

「鴻臚館」とは、平安時代に築かれた外交のための迎賓館。平安京(京都)、難波(大阪)、そして筑紫(福岡)の3ヵ所に設けられた。その中で唯一遺跡が確認されているのが現福岡市中央区にある筑紫の「鴻臚館」なのだ。文献上には持統2年(688)、「筑紫...