2013-11

京都府

六道珍皇寺 冥途通いの井戸

京都における平家の最初の拠点。清盛の祖父が寺領を借り受け、邸宅を建てたといわれる。葬送地であった鳥辺山の入り口に位置し、「あの世に通じる処」とされ、毎年8月には精霊迎えの行事「六道参り」が営まれる。寺宝展等の特別公開時を除き非公開。御本尊の...
京都府

二つの悲恋を語り継ぐ寺 滝口寺

滝口寺は、滝口入道と横笛そして新田義貞と勾当内侍の二つの悲恋を語り継ぐ寺である。滝口寺はもと往生院三宝寺といいました。祇王寺に隣接し祇王寺と同じくこの辺一帯は平安時代、往生院という広大な寺があったところと伝えられています。明治期に廃寺になっ...
京都府

花園天皇十楽院上陵

この御陵は「清蓮院」と「知恩院」の間を山へ少し登った所にあります。訪れる人は少なく散策を楽しむにはいいところです。十楽院は現在廃絶しているが、平滋子が父である平時信の供養のために創建した寺院で、青蓮院三院のひとつに数えられ青蓮院門主の住房と...
京都府

豊臣秀次菩提寺 瑞泉寺

悲劇の人豊臣秀次の墓所「瑞泉寺」は鴨川の西、三条小橋東詰南、高瀬川沿いに建つ。慈舟山と号し浄土宗西山禅林寺派に属す。太閤秀吉の甥・豊臣秀次とその一族を弔うために慶長16年(1611年)この場所に建立された。秀次は秀吉の養子となって関白の位と...
京都府

「粟田御所」と呼ばれた青蓮院門跡

青蓮院は、三千院(梶井門跡)、妙法院と共に、天台宗の三門跡寺院とされる。江戸時代に御所の火災により仮御所となったことがあり、「粟田御所」と称される。門跡寺院らしい建物や庭園は王朝文化の遺構とされ、また「旧仮御所」として国の史跡に指定されてい...
京都府

角倉了以別邸跡 高瀬川源流庭苑

現在のみそそぎ川は京都府立医大病院の北側で鴨川から取水し、そのまま暗渠で荒神橋を越え、京都市職員厚生会職員会館のあたりで河川敷に姿を現す。そのまま二条橋の下を流れ、その流れの一部が高瀬川源流庭苑へ入り、高瀬川に注ぎ込んでいる。「がんこ高瀬川...
京都府

高瀬川の源流を求めて鴨川を行ったり来たり

鴨川の源流庭園を紹介してからやたらとその前はどうなっているんだろうと気になりだした。さっそく出かけて出町柳から二条大橋まで行ったり来たり。結局目に見える形で取水口を見ることはできないんですね。安定した流量を確保するためにはそれなりの工夫が必...
京都府

木屋町通を四条から七条まで歩く

今回は木屋町を四条から南へ歩いてみる。三条から四条あたりにかけての高瀬川周辺は京都の歓楽街の一つとなっているが、南へ行くとガイドブックに載っているような木屋町通じゃない少し趣の違った姿を見せてくれる木屋町通(きやまちどおり)は、京都市の南北...
和歌山県

早朝から高野山大伽藍の散策

雲海の撮影から帰ると天徳院で朝食を済ませ山内の散策に出かけます。先ず天徳院近くの金剛峯寺へ。門前の紅いモミジがきれいだ。門内から外を見る、先ほどの紅いモミジに道路向こうの銀杏の黄も見える。東門を額縁に見立てて。金剛峰寺から檀上伽藍と呼ばれる...
和歌山県

野迫川村の雲海

宿坊を早朝4時出発。現地までは高野山の宿坊から40分前後だ。出発時には雨が降っており、雲海の発生する状況ではなかったが、明け方は晴れるという予報だけを頼りに強引に出発した。やはり撮影は現地に出向かなければ始まりません。悲観的な予想を覆し、雲...
和歌山県

高野山の宿坊に泊る

今回は高野山の紅葉もさることながら早朝の雲海撮影の目的もあり、宿坊に泊ることとした。夜の壇上伽藍散策を終え宿坊へ到着。前田家の剣梅鉢の御紋が迎えてくれます。翌朝の門の様子。天徳院は、加賀百万石・前田家三代利常公夫人珠姫の菩提所として元和8年...
和歌山県

たそがれから夕闇へ 高野山散策

高野大滝から帰り、黄昏の迫る高野山を散策。奥の院に最も近い塔頭で、参道一の橋の手前に位置する清浄心院、塀際の紅葉の色づきはなかなかのもので多くの人がカメラを向ける。境内の紅葉、赤が見事。清浄心院は弘法大師空海の開基と伝えられ、米沢藩主上杉家...