油木(あぶらき)美林は御嶽山の据野に広がる太古の森。
ヒノキなどの木曽五木をはじめとした、樹齢300年の木々が茂る原生林です。
学術参考林にも指定されるほど神秘的で美しい森は、遊歩道が整備されているのでハイキングに最適!
周辺にある滝と合わせて、森林浴やバードウォッチングが楽しめる。
森の入り口近辺は御岳信仰の霊場の真っ只中。
御岳山は日本で14番目の標高 3,067mを誇る、日本百名山の一峰です。
「油木美林遊歩道」駐車場より遊歩道を歩くと、最初に現れるのがこもれび滝です。
階段のように水が流れ落ちるその様は、すぐ近くの「不易の滝」ともまた違った涼しげな雰囲気です。
あずま屋もあるので、油木美林や付近の滝を見ながらのんびりとハイキングが楽しめます。
二段目と滝壺のアップ。
少し近づいて上段の滝を。
木立が多く薄日がさしていますが薄暗い道です。
油木美林というとヒノキのイメージが強いのですが、この辺りはカツラやトチの大木、というか巨樹があります。
谷を何度か渡り不易の滝を目指す。
このカツラは相当デカイ。
苔むした岩肌が人を寄せ付けない太古の森を感じさせる。
橋を渡り急な階段を上る。
巨大な倒木が見られます。
不易の滝です。
昔からその容姿を変えぬとの謂れでその名がついています。
地下水が岩からしみ出してくるような繊細な姿は、まるで水墨画を思わせるような美しさです。
付近には小さな滝も散見されます。
多くの流木が横たわる渓を横目に元来た径を引き返す。
百閒滝、ロープウエイへの分岐、本来、往きはバスとロープウェイを乗り継ぎ7合目まで上がります。
そこから油木美林道を辿り、標高1000m近く降るのです。
800段の階段です。
高さ100m以上の崖にへばりついて付けられています。
これだけの距離があり、時間がかかります。
ウッドチップで舗装さ.れた遊歩道を駐車場へ急ぐ。
油木美林へのアクセス、行き方歩き方
住所:長野県木曽郡木曽町
電話:0264-22-4000木曽町観光協会
JR中央本線木曽福島駅下車 →バス(※季節運行) 32分 →徒歩 60分