翁舞と樟の巨樹のお社 奈良豆比古神社

奈良県
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奈良豆比古神社(ならつひこじんじゃ)は、奈良きたまちにある神社。
かつては奈良坂春日社と称していた。
春日社とも八幡社とも称する。

当地は、光仁天皇の父の施基親王(春日宮天皇)が病気療養のために隠居していた奈良山春日離宮の地であり、宝亀2年(771年)、その地に施基親王を祀ったのに始まる。

中殿に平城津比古大神(当地の産土神。奈良豆比古神とも)、左殿に春日宮天皇(施基親王、志貴皇子、田原天皇とも)、右殿に春日王(志貴皇子の子)を祀る。

ただし、『式内社考』では中殿が南良春日宮大神(奈良豆比古神)、左殿が春日若宮(天押雲根命)、右殿が矢幡大神(施基親王)としている。

翁舞の行われる舞台、毎年10月8日夜、秋の例祭の宵宮に町内の翁講中によって奉納される。

2000年(平成12年)12月27日に重要無形民俗文化財に指定された。

奈良豆比古神社の翁舞は、志貴皇子の子・春日王の病気平癒を願い、息子の浄人王(きよひとおう)が舞ったの起源とされており、天下泰平を祈願して舞われます。

能や狂言が発達する前の、古い大和猿楽の形を残しているとされます。

本殿裏境内地に樟の巨樹が自生する。

奈良県の天然記念物に指定されている(1951年(昭和26年)11月1日、1977年(同52年)5月20日指定)。

1200年前の、「田原天皇の子、田原太子(春日王)が療養のため、大木茂る平城山の一社(当社)に隠居さる」との伝説を裏付けている。

樹齢1000年余、土際の幹囲約12.8m、目通りの幹囲約7.5m、樹高約30m、枝張り約20m。
地上約7mで南北に2分岐し、更に北枝幹は3m、南枝幹は4mのところで更に2分岐する。

奈良豆比古神社前の道路に面して、「高札場(こうさつば)」が復元されている。

江戸時代に奉行所からのお達しを知らしめるための掲示板のようなもので、交通の要所であったここ奈良坂村を含め、奈良周辺に14ヶ所あったという。

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奈良豆比古神社へのアクセス、行き方歩き方

奈良市奈良阪町2489
0742-23-1025

近鉄奈良駅から奈良交通バス・青山住宅方面行きで11分、バス停「奈良阪」下車、徒歩2分