七宮神社 清盛が経ケ島築造工事進捗を願い建立

わずか半年ながら、神戸の福原に遷都した平清盛。
清盛が描いた夢の跡をたどってみた。
今回は清盛が経ケ島築造工事進捗を願い建立したという七宮神社。

平清盛が経ケ島築造の工事がなかなか進まないのを不審に思い、調べたところ、築造に必要な土砂を取っていた塩槌山に住む神が怒って暴風雨を起こすことがわかり、そこにあった神社を現在の七宮町に移築し祀ったところ、無事築造できたと云う。

長田神社の神官が兼務し、その後は真言宗神宮寺の僧が管理していたが、明治の神仏分離で独立した。

1799(寛政11)年には、徳川幕府の命を受けて国後・択捉航路開拓のために出航するのに先立って、高田屋嘉兵衛が七宮神社を参拝し、3隻の模型船を奉納して海上安全を祈願しました。

これをきっかけとして、海上業者は必ず七宮神社を参拝して航海の安全を祈願することが風習になったといいます。

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七宮神社へのアクセス、行き方歩き方

住所:兵庫県神戸市兵庫区七宮町2丁目3-21
電話:078-671-3338

JR「神戸駅」下車、南西へ徒歩10分、または地下鉄海岸線「中央市場駅」より北へ徒歩約10分