鎌倉七口 亀ヶ谷(かめがやつ)坂散策

鎌倉では山と山の谷間を、ヤツと呼び、六十六谷あるといわれています。
山の軍事的要害性は失わず、人々の往来や物資の運搬のため最小限の道が必要であった。
このため鎌倉幕府は山を最小限度だけ切り取って鎌倉と各地を結ぶ道を作った。
これが「切通し」でした。

その中で主要な七つの切通しのことを「七口(ななくち)」とか「七切通し(ななきりとおし)」と呼んでいる。

これは長谷観音から見た鎌倉市街地。

源頼朝が、鎌倉に幕府を開いた最大の理由は一方は海に臨み、三方は山に囲まれて、敵の攻撃を守る軍事的要害の役割を果たせるからでした。

いわば、ここは城塞都市でした。
しかし、逆に言いば、敵の攻め方によっては孤立を強いられる危険も持っていた。

そこで、山の軍事的要害性は失わず、人々の往来や物資の運搬のため最小限の道が必要であった。
このため鎌倉幕府は山を最小限度だけ切り取って鎌倉と各地を結ぶ道を作った。これが「切通し」でした。

鎌倉には、このような切通しが相当数ありますが、その中で主要な七つの切通しのことを「七口(ななくち)」とか「七切通し(ななきりとおし)」と呼んでいる。

扇ヶ谷のJR横須賀線ガード近く亀ヶ谷坂の入口に、源頼朝の娘大姫の守本尊を祀る岩船地蔵堂がある。

大姫の婿となった義高(清水冠者)は、木曽義仲の長男。
1183年(寿永2年)に挙兵した木曽義仲は、源頼朝と対立したが、長男義高を人質として差し出すことで和睦した。

義高は、名目上、大姫の婿ということで鎌倉に送られてきている。

大姫も義高に懐き幸せに暮らしていたが、1184年(元暦元年)正月、頼朝の命によって上洛した源義経らに父義仲が討たれた。
頼朝は子の義高も殺そうとしたが、それを察知した大姫は、義高に女装させて逃がしたといわれている。

しかし、義高は、頼朝が派遣した堀親家によって、武蔵国入間川で殺害された。

父頼朝によって義高が殺されたと知ると、幼い大姫は病の床に臥し、水も口にできないほど衰弱したという(義高を婿としたのは6歳のときだったといわれている。)。

このような娘の姿を見た母政子は、義高を討った堀親家の家臣藤内光澄を引き出し、その首を斬っている。

亀ヶ谷坂 (かめがやつさか)は鎌倉七口のひとつ。
現在の鎌倉市山ノ内から扇ガ谷を結ぶ坂道。

別名、亀返坂(急坂のため亀も引き返した、ひっくり返った)と。

鎌倉七口(かまくらななくち)とは三方を山に囲まれた鎌倉への陸路の入口で、現在一般に言われるのは以下の7つである。

極楽寺坂切通し
大仏切通し
化粧坂
亀ヶ谷坂
巨福呂坂
朝比奈切通し
名越切通し

切通し道頂部付近の岩壁を背にして立つ六地蔵像です。
この六地蔵像はそんなに古いものではないとは思われますが、この切通し道では人々の往来が頻繁であったことを物語るものです。

地蔵菩薩は六道を輪廻転生する衆生を救う仏として信じられてきていて、近世には民間信仰と結びつき広まって行きました。

普通自動車が一台通れるだけの広さです。
亀ヶ谷坂切通へ向かうこの道は一般の自動車は通行禁止となっていますので、散策には安心して歩ける道になっています。(ただ、2輪車は時よりここを通っています。)

JR横須賀線の踏切があり、踏切を渡って暫く進むと長寿寺の門が見えてきます。

山門の前に亀趺碑があり、「佛頂尊勝陀羅尼」と刻まれた碑が亀の台石の上にのっています。

参道の階段を上がった左手に座る……柔らかい石彫仏像。

かつて境内は非公開であったが、近年は春(4月~6月)と秋(10月~11月)の週末(金~日)限定で公開を行っている。

創建年・開基ともに不明であるが、鎌倉公方足利基氏が父尊氏の菩提を弔うために建立したと伝える。

境内には足利尊氏の遺髪を埋めたと伝わる五輪塔がある。

亀ヶ谷の散策を終え、今日の宿泊地藤沢に向かう頃、江の島に沈む夕日。

今日は江ノ島でバスを降り、江ノ電で藤沢に向かいます。

江ノ電は1902年(明治35年)に「江ノ島電気鉄道」として開業。
1910年(明治43年)に全線が開通し、1949年(昭和24年)には小町にあった鎌倉駅が現在の地に移された。

鎌倉・藤沢間を約34分で結んでいます。

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