長町界隈は、かつての藩士が住んでいた屋敷跡であり、土塀の続く町並みの中では今も市民生活が営まれています。
石畳の小路を散策すれば、当時の雰囲気がしのばれます。
加賀藩時代の上流・中流階級藩士の侍屋敷が軒を連ねている。
土塀と石畳の路地が続いており、藩政時代の情緒ある雰囲気を味わうことができる。
冬には雪や凍結から土塀を守るためこも掛けがおこなわれる。
大野庄用水
犀川を水源とする、金沢の中心街を流れる用水。
400年前に造られた、金沢で最も古い用水だ。
武家屋敷界隈を流れているので、藩政時代の風情を感じることができる。
この用水は全長10km程あり、金沢最古の用水路と言われています。
400年前に設置され、川の水は犀川の水を引き、生活用水や金沢城建設時の運搬用水路として使用された実績があります。
天正、慶長年間に亘り金沢城の築城普請に際して、宮越(今の金石港)からおびただしい木材の運搬を犀川の本流を遡って、この水路の川筋に引き上げたところから「御荷川」と称された。
又いつの日か「曳川」とも呼ばれたが現在は大野庄用水と云う。
野村家 – 前田家重臣野村伝兵衛信貞の屋敷。
アメリカの日本庭園専門誌で5位にランキングされた。
天正十一年(一五八三年)藩祖前田利家が金沢城に入城した際直臣として従った野村伝兵衛信貞の家屋敷跡。
禄高千石、千二百石と累進し十代にわたって御馬廻組組頭各奉行職を歴任千有余坪の屋敷を拝して連綿と明治四年廃藩までつづいた由緒深い家柄である。
金沢 長町武家屋敷跡へのアクセス、行き方歩き方
JR北陸本線 金沢駅東口より 北陸鉄道バス有松・片町方面行き 香林坊下車