信州の秘境の最後、第5弾は「3段に流れ落ちる滝 不動滝」です。
不動滝は高竜神を祭神としており、まず鳥居をくぐる。
入り口にはこのあたりで採れる玄武岩でできた標識。
鳥居をくぐり坂を下ると前面に滝が見えてくる。
周辺は高さ90m、幅200mの大きな断層崖が不動谷を作っています。
滝周辺は、栃、欅、桂の木など数百年を耐え抜いた巨木が覆う。
通路右手には「玄武岩(柱状節理)」が露出してゴロゴロしている。
正面が不動滝で左手に見えるのが糸滝。
糸滝
岩盤をなめて流れるのですが、途中に横に亀裂が走っていて、その部分に草が生えていたりして、豊かな表情を持っています。
高さ70m、幅4mで3段になり豪快に流れ落ちる滝。
滝の四方を山々に囲まれた林の中にあり、真夏でも肌寒いほどです。
日本カモシカも付近に生息し、時々姿を見かけることができます。
人の大きさから滝の大きさを想像してください。
滝全体の高さは70m!! 滝は三段に曲折して上・中段はそれぞれ15m、下段の滝は40m、滝の幅は3.6m、滝壺の広さは18m四方。
滝の水源は標高1025mのヒヨドリ山にあるヒヨドリ池で、水量は豊富。
滝の上部、かなり複雑。
滝壷の前(画像右側)の大岩の上には水神社が祀られ、高竜神を祭神としていることから、昔から滝を汚すと竜が大雨を降らすという伝説が伝わっています。
今回の旅もここ、フォッサマグナパークで終わりです。
ここでお世話になったマイクロバスからツアーバスに乗り換え大阪へと向かいます。
北陸道を大阪へと急ぐバスの車窓からの撮影です。
10分後、次の尼御前SAでトイレ休憩があったのですが、夕日はそこまで待ってくれませんでした。
不動滝へのアクセス、行き方歩き方
糸魚川インターチェンジから車で30分
糸魚川駅からバス15分中谷内バス停下車で徒歩90分