白川郷の合掌造りとは、人が両手を合わせて合掌した形と建物の形が似ていることから合掌造りと呼ばれるようになった。日本の木造建築群の中でもきわめて特異な要素を備えている、すなわち急勾配の屋根、屋根裏の積極的な産業的活用、そしてそのような集落を支える伝統的な大家族制など、稀少なものになってきており、保護の必要性があることなどを挙げて1995年12月9日にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。
駐車場から一歩入ると土産物店等が並ぶ。
先ずは民家園に向かう。
圧川を挟み、集落の対岸にある『合掌造り民家園』は、大小25棟の合掌造りからなる野外博物館だ。
お休み処、そば茶、ぜんざいがいただける。
白川村に現存する合掌造りの中で最も古い”山下家”があります。
白川村に残っている合掌造りのほとんどは、19・20世紀(江戸末期~昭和30年代)の建築であり、山下家のように 18世紀(江戸中頃)の建築は大変珍しく貴重です。
雪かきが行われていたがとても重労働です。
民家のみではなく、合掌造りの板倉、唐臼小屋、馬小屋、稲架小屋もある。
川沿いのわずかな段丘面に立地する飛騨白川郷(岐阜県大野郡白川村)は、家々が雪の重みや強い風に耐えるよう急勾配の屋根を持った茅葺の合掌造りになっています。
普通、民家の屋根は春から秋にかけて葺き替えられますが、物置小屋なども茅葺きが多い白川郷では、冬でも葺き替え作業が続きます。
合掌造りの寺・明善寺が見えてきました。
集落内の真宗大谷派の寺院。
本堂、庫裏、鐘楼と合掌造りのままなのは他に類を見ない。
本堂では、京都の東寺や醍醐寺にもある、浜田泰介画伯の障壁画を見る事ができる。
鐘楼門の隣りは明善寺の庫裡(くり)。
郷土資料館になっています。
長瀬家公開の合掌造り家屋: 現在の建物は1890年(明治23)に建てられた5階建ての合掌造り家屋で総床面積約600坪。各階には長瀬家に伝わる品々や白川郷の歴史や生活を伝え品々が展示してあった。
神田家は「合掌造り民芸館」として、自慢の囲炉裏や民具など館内を一般公開しています。
庄川に架かる「であい橋」
村営駐車場から集落に行くために必ず渡る「であい橋」は大勢の観光客で揺れる。