旧軽井沢・軽井沢銀座散策

日本の町並み
カレンダー
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

軽井沢滞在中何度も訪れた、4日間の記録で、順不同に案内します。
有名施設については別項で紹介予定。

旧軽井沢ロータリーから旧碓氷峠方面へ向かう約500 mの区間(長野県道133号旧軽井沢軽井沢停車場線)が旧軽井沢のメインストリートになっている。

かつては中山道の軽井沢宿があったところで、軽井沢駅のある新道地区からは北に離れた場所に位置している。

1888年(明治21年)にカナダ人宣教師のアレクサンダー・クロフト・ショーが別荘を開設して以来、多くの著名人が軽井沢に別荘を設けたことから、別荘族御用達の商店街として発展した。

その後も軽井沢にはペンションブームなどが追い風となって、夏場を中心に多くの観光客で賑わうようになり、手作りジャムや民芸品、タレントショップなど観光客を対象とした店が増えた。

避暑地であることから、かつては夏季のみ営業し、冬場にはシャッターを閉ざす店も多かったが、1997年(平成9年)の北陸新幹線(高崎 – 長野間)先行開通により年間を通して観光客が訪れるようになったこともあり、近年では通年営業する店も増えている。

お馴染み、マリリンモンローの白いドレススカートが地下鉄通気口の風でふわりと・・・・・・・

杜や林の中で巣箱をよく見かける、それにしても鳥に矢印がわかるのかな・・・・

テニスコート(別途掲載予定)を過ぎてなお奥を目指す。

室生犀星の旧居跡(別途掲載予定)を目指す。

通称『旧サロモン別荘』と言われているこの建物、大正時代初めて戸籍ができたときには、既に建物はあったと言う記録は残っており、また、改修工事の時にふすまの内側に張られていた明治30年代の新聞や、床下より明治時代の硬貨なども出てきたことから、明治時代より存在していたものと思われる。

また、ショーハウスによく似た間取りであることからも、旅籠を再利用した別荘である『前期軽井沢バンガロー』の可能性が高いと考えられる。

ライシャワー婦人となった元松方総理大臣の孫娘である松方ハルさんの所有だったものを、カナダの貿易商のサロモン氏が買い取ったことから、近年では『旧サロモン別荘』と呼ばれ、室生犀星記念館と並び、旧軽井沢を代表する建物のひとつでした。

室生犀星の著書の中にも登場する建物で、作家の森瑶子も1970年代に、この別荘で避暑や執筆活動をしていた。

万平ホテル(別途掲載予定)をめざし空に進む。

地域特有の商売があるものですなあ。

旧軽井沢ロータリーに引き返す、この辺り売地と書かれた看板が目立つ。
軽井沢は一般戸数8000戸に対して別荘は15000あるそうな、町の財政も別荘の固定資産税で60%を占めるそうな。

ホテル音羽の森の隣に建つ教会。

軽井沢周辺の標高は1000メートル前後であり、年平均気温は7.8℃で、札幌の平均気温(8.5℃)よりも低い。

神宮寺参道の入り口には『表白山』『神宮寺』の石柱があって鈍色に光る石畳の参道を行くと、境内に高さ15メートルほどの枝垂桜が濃い影を落している。

この寺は昔、旧碓氷峠の熊野神社付近にありましたが、寛文2年(1662)に現在の地に移されたといいます。

つるや旅館は、江戸時代初期に、中山道の宿場町軽井沢宿の休泊茶屋、旅籠鶴屋として開業。

明治に入り、宣教師たちの軽井沢への往来が始まると、つるやは旅館業に転じ、日本風の建物のまま、西洋風な雰囲気を取り入れる。

その後、大正には、多くの文人たちが泊まるようになり、芥川龍之介、室生犀星、堀辰雄らが、暖かな雰囲気の中で執筆を行った。

本館と別館を隔てる中庭は、堀辰雄の小説「美しい村」に登場する場所です。

つるや旅館のあたりも空き地が目立つ。

ショーハウス(別途掲載予定)をめざしさらに奥へ進む。

芭蕉句碑、天保14(1843)年に地元の門下生小林玉蓬が松尾芭蕉の150年忌にあてて建立。

句碑には雪が降り積もった白銀の朝を詠んだ「馬をさへ なかむる雪の あした哉」という句が刻まれています。
ショーハウスの前にあります。

特に芭蕉が訪れた地ということでもないのかな。

矢ケ崎川はこのところの台風の影響で増水している。
ふと帰りのことが気にかかる。

軽井沢銀座の終点からさらに一歩奥へ入ると二手橋があり、橋を渡った矢ケ崎川の川辺に「犀星の文学碑」がある。

犀星は1959年「かげろう日記遺文」で野間文学賞を受賞、これを記念し自らが建立したという。

ショーハウスから引き返す、付近は霧に包まれてきました。

旧軽井沢の町も霧の中。

この通りには写真屋が沢山ある、着飾ってポーズを決めて記念写真を撮るのだろう。

旧輕ロータリーまで帰ってきたが霧はますます深くなる。

街角の電話ボックス、サルビアに囲まれかわいい。

この角っこのそば屋、川上庵という旧輕で一番人気の店だとか、食指が動いたが我慢。

ペンションのある新軽井沢に戻ってきた、霧の中の二人連れ・・・・・・

マンホールの蓋、「浅間山」と「シラカバ」がデザインされている。

≪テーマのある旅特集≫クラブツーリズムお勧めツアーこちら!