旅に出たらその土地の早朝散策が楽しみで早く目が覚めてしまいます。
今日も富山の街を歩きます。
昨夜の富山駅、新幹線開通に伴い、駅の並行在来線部分が第三セクター「あいの風とやま鉄道」に移行、駅の南北問題が積み残しになっています。
とやま鉄道ホームを全て高架化し地上階で南北に通り抜けられるようにする計画はあるが、完成は数年先。
薬400mの地下道を通らなければならない。
通路の壁面には絵画が飾られ通行する人の目を楽しませる。
この絵はは松川を行き来する舟の情景、名物の路面電車も描かれている。
駅北側には長い歩行者専用道路が富岩運河環水公園の近くまで繋がっており、そこには体育館などの公共施設の他、暖候期の週末のみ運航している観光船があり、カフェの店舗も存在する。
現在は早朝の4時で辺りがまだ暗い、帰りにはきれいな街並みが見られるだろう。
街路のポールに灯りが反射して芸術作品を見ているようだ。
河環水公園にやって来ました、空はもう青味を増してきた。
よく見るとあの「運命の赤い糸」が見える。
ブルーモーメントの始まりだ、少し冷たい風が頬をなぜていく。
ふと気づくと足元にカモが、近づいても逃げません。
ここには人工島「あいの島」、まちなかの野鳥の楽園があります。
入り江、島を配置し、野鳥をはじめ水生生物や植物が生息しやすい環境としています。
運河を半周しました、朝もやに煙る運河。
北側から天門橋を眺めています、遠く霞むのはタワー111(タワートリプルワン)。
ふと見上げればカモが渡っていきます。
東の空に赤みがさしてきました、いよいよ日の出だ。
ここは牛島閘門 – 船溜まり横を流れるいたち川と船溜まりを水路で繋ぐ、国の登録有形文化財に登録されている閘門です。
この位置からだと、日の出はビルの陰になってしまいそうだ、早くいい場所を見つけなければ。
天門橋の側にある美しいアーチ、明けてゆく空とのコラボが素晴らしい。
いよいよ日の出間近に・・・・気は焦るがここはビルの真ん中だ・・・・
今日の日の出は視野の広い場所で見ることができなかった、土地勘もなく歩いているので仕方ないことなのだか・・・・
でも以前にも書きましたが、日の出がきれいな場所は・・・と、ホテルのフロントで聞いても、首をかしげるばかり、どこの土地でも一緒です。
日常に埋没して暮らしていると、そんなこと考えたこともないというのが本音だろう。
と、なると、自分の感を働かせて歩き回るしかないわけだ。
これからリベンジだ、登りきった太陽の美しさを求めて歩き回る。
朝日を照らすガラスの前に紅いハナミズキがあった、どうです、きれいでしょう。
遊歩道をホテルへ向かっ帰っていきます、ビルに反射した朝日がきれいです。
遊歩道の幾何学模様の敷石。
ポスターを見つけて少しイタズラ。
今朝ほどは暗くてよくわからなかった、歩行者専用の遊歩道、環水公園まで続いています。
富山地鉄ホテルで泊っていますが、その下は富山地鉄のホーム、立山、黒部へ向けて旅人が行き交う。
ホテルの部屋から見える駅前ターミナル、きれいに整備されています。
バス待ちの眼の前をセントラムが通り過ぎる。
今日もまたプラスワンの旅ができた、これから魚津へ向け出発します。
以前訪問時の記事です。
かおり100選の街 富山
和漢薬の香りのする富山を散策