京都魔界伝説
小野篁の冥土通い 六道珍皇寺
小野篁関連のブログ集 代表歌 参議篁(小野篁)(百人一首より) わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと人には告げよ海人の釣舟(『百人一首』11番) 泣く涙雨と降らなむわたり川水まさりなばかへりくるがに(『古今和歌集』) 「六道 […]
皇城鬼門除 出雲路幸神社
京都御苑の東北隅,梨木通を北へ突き当たったところに幸神社は祀られています。主祭神は猿田彦神で交通安全の神として信仰されてきました。 さらに神社の案内板には、歌舞伎の創始者とされる出雲阿国はこの近くの出身で、一時期はこの神 […]
悪縁切り 菊野大明神
河原町二条交差点の少し北東にある法雲寺は、ガランとした境内の地味なお寺という印象ですが、境内奥にひっそりと祀られている「菊野大明神」が良縁を結び悪縁を絶つ、縁切り縁結びの神様として知られていて、参拝者の9割は女性というこ […]
六道珍皇寺 冥途通いの井戸
京都における平家の最初の拠点。 清盛の祖父が寺領を借り受け、邸宅を建てたといわれる。 葬送地であった鳥辺山の入り口に位置し、「あの世に通じる処」とされ、毎年8月には精霊迎えの行事「六道参り」が営まれる。 寺宝展等の特別公 […]
豊臣秀次菩提寺 瑞泉寺
悲劇の人豊臣秀次の墓所「瑞泉寺」は鴨川の西、三条小橋東詰南、高瀬川沿いに建つ。 慈舟山と号し浄土宗西山禅林寺派に属す。 太閤秀吉の甥・豊臣秀次とその一族を弔うために慶長16年(1611年)この場所に建立された。 秀次は秀 […]
京都太秦ユダヤのパワースポット?大酒神社
大酒神社は現在は立ち止まる人もいない様な小さな神社ですが、歴史ファンには古代秦氏族の祖神として注目されている場所です。 大酒神社の石の鳥居ですが木嶋坐天照御魂神社の三柱鳥居と同じで柱が八角形です。 何の知識がなくても繋が […]
中宮安子の陽気な嫉妬 後宮のわわしい女
安子(あんし)自身は若くして亡くなったが、安子所生の冷泉天皇・円融天皇の即位は九条流摂関家発展の元となり、やがて安子の甥道長を頂点とする全盛期へ至ることになる。 ・・・・その源流をずっと遡るとき、恋がたきに茶碗を投げつけ […]
美醜の魔界を詠んだ謎の女流歌人小野小町
隨心院が所在する小野は小野氏の一族が栄えたところである。 宮中で仁明天皇に仕え歌人として知られる小野小町もこの地の出で宮中を退いて後も過ごしたとされる。 隨心院には小町の晩年の姿とされる卒塔婆小町像を始め文塚、化粧の井戸 […]
陰陽師・安倍晴明の神秘は不滅
もともとは、修験道の祖とされる役小角(えんのおずの)などを生んだ賀茂氏が取り仕切っていたが、賀茂忠行が出て、その弟子の晴明が活躍するに及んで、以後、賀茂家と安倍家で公家貴族社会の陰陽道の地位を独占し続けた。 後世、晴明の […]