石仏巡りの旅

奈良県

宝山寺ぶらり旅

灯籠が並ぶ石畳の参道は圧巻灯籠が並ぶ石畳の参道を進むと、その先で出迎えてくれるのは石造りの「一の鳥居」。石造りの鳥居としては、国内でも特に背の高いものとして知られている。実はこの「一の鳥居」は、もともとは近鉄生駒駅の近く(参道の入口)に建っ...
滋賀県

逢坂の関

4月7日撮影。古くは山間の谷であったが、逢坂関が廃れ、新道を開いてから商家が並び始め、上・中・下の三町に分立したという(輿地志略)。 天正二〇年(一五九二)一〇月、豊臣秀吉が逢坂山近くに一里塚を築いた際、「大谷町」から人夫を出している(園城...
滋賀県

関寺の牛塔

長安寺の前の名称は関寺。関寺は、創建年代は不明であるが、逢坂の関の近くにあった大寺院である。平安時代日本三大仏の一つ関寺大仏は特に有名である。鎌倉時代時宗宗祖一遍上人が遊行し「おどり念仏」を奉納。慶長の兵火に羅災の後、寺の名称を長安寺と改め...
奈良県

生駒の聖天さん

生駒山は伝承によれば斉明天皇元年(655年)に役行者が開いたとされる修験道場で、空海(弘法大師)も修行したと伝わる。その当時は都史陀山 大聖無動寺(としださん だいしょうむどうじ)という名であったという。江戸時代の延宝6年(1678年)に湛...
滋賀県

白洲正子が何度も採り上げた鵜川四十八体石仏群

高島市高島の白髭神社付近に「いにしえの道西近江路」の道標があり、上り坂になっている道を辿っていくと、草深い山中の墓地の中に鵜川四十八体石仏群はある東を向いて静かに並んで座る石仏は、大きさも少しずつ異なり、慈愛に満ちた顔・あどけない顔・ユーモ...
京都府

1200体の羅漢 愛宕念仏寺

境内の1200体もの羅漢さんは、寺の復興を祈念して昭和54年から10年間、1200人の一般の参拝者自身の手によって彫られた。愛宕山参道は古い家並みも残り風情のある景観が楽しめる。一の鳥居と平野屋、目的地まであと少し。愛宕念仏寺は嵯峨野では一...
京都府

弥勒谷十三仏

柳谷参詣道から、古刹「乗願寺」への岐れ道角に苔むした石仏がある。弥勒谷十三仏と言われるもので、岩壁に不動明王・大日如来・地蔵菩薩など13体の仏様が安置されています。十三仏(じゅうさんぶつ)は、十王をもとにして、江戸時代になってから日本で考え...
奈良県

石位寺 最古の石彫り三尊仏

大宇陀に向かう166号線は、外鎌(とがま)山と鳥見山に挟まれた峡谷に入って行く。峡谷の入口から外鎌山の西麓を粟原川に沿って続いている集落がある。桜井市大字忍阪である。この集落の中に、我が国の最古の石仏を安置していることで知られる石位寺がある...
京都府

当尾 石仏の里散策

加茂町当尾(とおの)地区は古来、南都仏教の影響を色濃く受け、世俗化した奈良仏教を厭う僧侶が穏遁の地として草庵を結び、念仏に専心したと伝えられています。やがて草庵が寺院へと姿を変え、塔頭が並び「塔の尾根」ができ、いつしか「当尾」と呼ばれるよう...
奈良県

高取城の護り五百羅漢

西国三十三所巡礼の札所であり、眼病封じのお寺としても知られる『壷阪寺』。本堂から1キロ余、山径を東へ廻ると高取山の山中、高香山に奥ノ院がある。堂字は残されていないが、五百羅漢両界曼荼羅の石仏像があり幽玄な趣が漂っている。この山道は大淀古道の...
奈良県

石畳の旧柳生街道「滝坂ノ道」を歩く

奈良から春日山を越えて、忍辱山(にんにくせん)円成寺を通り西から柳生へ至る、通常「旧柳生街道」と言われている道の途中が「滝坂ノ道」で、風流な石畳の道だが少ししんどい山道だった。日曜日の奈良公園は家族連れも多く子供たちが鹿と戯れる姿が見受けら...
九州

臼杵磨崖仏

臼杵磨崖仏(うすきまがいぶつ)は、大分県臼杵市深田にある4群60余躯の磨崖仏。一般には臼杵石仏(うすきせきぶつ)の名で知られている。磨崖仏造営の時期や事情を証する史料は一切残っていない。地元に伝わる「真名野長者伝説(炭焼き小五郎伝説)」は、...