石仏巡りの旅

京都府

1200体の羅漢 愛宕念仏寺

境内の1200体もの羅漢さんは、寺の復興を祈念して昭和54年から10年間、1200人の一般の参拝者自身の手によって彫られた。愛宕山参道は古い家並みも残り風情のある景観が楽しめる。一の鳥居と平野屋、目的地まであと少し。愛宕念仏寺は嵯峨野では一...
京都府

弥勒谷十三仏

柳谷参詣道から、古刹「乗願寺」への岐れ道角に苔むした石仏がある。弥勒谷十三仏と言われるもので、岩壁に不動明王・大日如来・地蔵菩薩など13体の仏様が安置されています。十三仏(じゅうさんぶつ)は、十王をもとにして、江戸時代になってから日本で考え...
奈良県

石位寺 最古の石彫り三尊仏

大宇陀に向かう166号線は、外鎌(とがま)山と鳥見山に挟まれた峡谷に入って行く。峡谷の入口から外鎌山の西麓を粟原川に沿って続いている集落がある。桜井市大字忍阪である。この集落の中に、我が国の最古の石仏を安置していることで知られる石位寺がある...
奈良県

高取城の護り五百羅漢

西国三十三所巡礼の札所であり、眼病封じのお寺としても知られる『壷阪寺』。本堂から1キロ余、山径を東へ廻ると高取山の山中、高香山に奥ノ院がある。堂字は残されていないが、五百羅漢両界曼荼羅の石仏像があり幽玄な趣が漂っている。この山道は大淀古道の...
奈良県

石畳の旧柳生街道「滝坂ノ道」を歩く

奈良から春日山を越えて、忍辱山(にんにくせん)円成寺を通り西から柳生へ至る、通常「旧柳生街道」と言われている道の途中が「滝坂ノ道」で、風流な石畳の道だが少ししんどい山道だった。日曜日の奈良公園は家族連れも多く子供たちが鹿と戯れる姿が見受けら...
九州

臼杵磨崖仏

臼杵磨崖仏(うすきまがいぶつ)は、大分県臼杵市深田にある4群60余躯の磨崖仏。一般には臼杵石仏(うすきせきぶつ)の名で知られている。磨崖仏造営の時期や事情を証する史料は一切残っていない。地元に伝わる「真名野長者伝説(炭焼き小五郎伝説)」は、...
京都府

厄除けまいり発祥の社 吉田神社

吉田神社は、859年に京都の守護神として、都の表鬼門に位置する吉田山に創建された。通称「神楽岡」と呼ばれ、霊域として崇められていた。御神徳《厄除開運、方除、良縁と女性に特別の得を授ける神として知られる》藤原家は、都が大和(平城京:奈良)にあ...
京都府

初春の当尾(とおの)の里 石仏めぐり

三寒四温というが今日は雨の予報で温かい、光線もきつくなく絶好の写真日和だ。久し振りに当尾(とおの)の里に出かけた。以前の記事は下記の通り。当尾のあじさい寺 岩船寺小田原山 浄瑠璃寺「石仏の里」当尾(とうの)の仏像巡り枝の雨粒が素敵です。梅も...
京都府

「石仏の里」当尾(とうの)の仏像巡り

先日岩船寺を訪れ当尾の石仏巡りがしてみたくなったのと、岩船寺のアジサイの咲き具合が今一だったので再訪した。「石仏の里」と呼ばれる当尾(とうの)は、中世には修行のため数多くの寺院が建てられました。 現在残る「岩船(がんせん)寺」と「浄瑠璃寺」...
奈良県

般若寺 初夏のコスモスと紫陽花がきれいです

般若寺、本尊は文殊菩薩。コスモス寺の名で知られる。信頼できる史料における「般若寺」の初出は、天平14年(742年)10月3日付の「金光明寺写経所牒」(正倉院文書)であるとされている。ただし、これについても、今の奈良県香芝市にあった片岡寺(別...
奈良県

大野寺 磨崖仏と小糸枝垂桜

大野寺(おおのでら、おおのじ)、山号は楊柳山、本尊は弥勒菩薩、開基は役小角と伝える。室生寺の西の大門に位置する。春の境内には樹齢300年を超える枝垂れ小糸桜が2本、他にも樹齢100年の紅しだれ桜30本があり狭い敷地内に見事に咲き誇ります。し...
九州

ここは穴場だ! 普光寺の磨崖仏

大分県は日本最大の磨崖仏の宝庫、全国の磨崖仏の8割近くが集中していると言われているというのだから驚きです。その歴史は古く平安時代から室町時代にかけて彫られたものが多く国東半島、臼杵地方、豊後大野地方に集中しています。普光寺(ふこうじ)は、大...