歴史を訪ねる旅

大阪府

アステカの巨像

民博の中庭にアステカの巨像がある。左から 神殿型石彫   シウコアトル巨像   コヨルシャウキの巨像  コアトリクェの巨像「コアトクリエ」は、大地の女神であり、死の神であり、他の神々を産んだ母なる神であるとのこと。腹部には切り落とされた首が...
大阪府

住まいの大阪六景  城北バス住宅

第2次世界大戦の空襲で、焼け出された人々の救済のために建設された仮設住宅のひとつに、廃車になった木炭バスを利用したバス住宅があります。旭区豊里町には、26台のバスをメガネ形に配したバス住宅がつくられました。家賃が安く、隣近所のつながりも深か...
大阪府

ジオラマで知る「川口居留地」

大阪住まいの今昔館8F、明治から戦後にかけての大阪を代表する住宅地を再現した住まいの大阪六景の精密な住宅地の模型があり、マニアの間ではちょっと名が知られている。何度かに分けてお届け。大阪は慶応3年12月7日(1868年1月1日)に開市、翌4...
大阪府

大阪くらしの今昔館 涼しい天神祭り

連日殺人的な猛暑が続いているが大阪くらしの今昔館で涼しい天神祭りを楽しんだ。ミュージアムの目玉である9階は江戸時代の天保期(1830年代)の大坂の町家と町並みを専門家による学術的考証のもとに、伝統的工法を用いて実物大で復元し、家具・調度を置...
大阪府

難波宮跡

大阪歴史博物館10F、古代フロア、高御座から窓の外を眺めると、難波宮跡公園の全貌を眺めることができます。写真中央の白い部分が復元された大極殿基壇。「大阪歴史博物館」は古代難波宮の跡地に建てられています。窓の外に見える大極殿基壇は、実際に大極...
兵庫県

最高のの道具を求めて 江戸熊の鑿と千代鶴是秀

明治から昭和にかけて、千代鶴是秀という鍛冶の名工がいたそうだ。大正の頃、大阪に流れて風来大工をしていた江戸熊こと加藤熊次郎は、千代鶴是秀の評判を知り道具屋に注文を入れるが、寡作を理由に断られる。そこで切々と願いを込めた手紙と戸籍謄本を直接是...
兵庫県

竹中大工道具館

竹中大工道具館は大工道具を収集・保存することを目的としている日本唯一の博物館。約32,000点の収蔵品のうち、常設展示室には1,000点ほどが展示されており、見て、触って、香りをかぐ、と五感で棟梁の技や木の建築のすばらしさを学べる仕組みにな...
京都府

萬福寺とお茶

萬福寺の総門は、1661年(寛文元年)の建立(重文)。中央の屋根が高く、左右の屋根が低い牌楼式(ぱいろう)の中国的な門。中央の屋根の左右に乗せられているのは想像上の生物・摩伽羅(まから)。摩伽羅は、ガンジス河の女神の乗り物で、そこに生息して...
京都府

宇治の間

宇治の間は、光源氏の息子、薫、孫の匂宮が登場する源氏物語の第三部のうち「宇治十帖]と呼ばれる部分。薫、匂宮、大君、中の君、そして浮船の五人が宇治の地で綾なす恋の物語。桐壺院の八の宮(第八皇子)で、光源氏の異母弟である。冷泉院の東宮時代、これ...
滋賀県

信楽焼 宗陶苑

宗陶苑は江戸時代に築窯された日本最大規模の登り窯で現在でも信楽焼を作り続けている窯元。信楽焼展示場のほか、茶陶中心の展示場や茶室も備えています。陶芸教室では手びねりなどの陶芸体験も楽しめます。狸さんだけではなくて、犬とか、他の動物もたくさん...
滋賀県

日本最大規模の登り窯

宗陶苑の登り窯は昔乍らの11室より成る巨大登り窯。今もなお使い続けている唯一の窯元。手造りによる製造工程や登り窯での”しごと”等の見学可。のぼり窯とは山の斜面を利用し、細長い部屋を数室連続し、次第々に室内の容積を大きくし余熱を利用しながら焚...
滋賀県

花に包まれて

桜の時期に石山寺を訪れた、伝承では、寛弘元年(1004年)、紫式部が当寺に参篭した際、八月十五夜の名月の晩に、「須磨」「明石」の巻の発想を得たとされる。袿(うちき)姿で物語の構想を練る紫式部。後ろにちょこんと顔を出しているのは、娘の賢子(か...