歴史を訪ねる旅

大阪府

先哲の眠る東寺町をめぐる

大坂の陣の後、松平忠明による復興の際には、北の防御線として天満北縁の西成郡川崎村および北野村に天満寺町が形成された。天満堀川を境に天満東寺町・天満西寺町とも呼ばれる。善導寺、江戸中期の町人学者山片蟠桃(やまがたばんとう)、三弦合奏創始者近藤...
大阪府

大塩平八郎の墓所成正寺

成正寺は江戸時代後期、当時の幕政を揺り動かし、新しい歴史の契機ともなった大阪大塩家8代目中齋大塩平八郎の菩提寺です。乱後は当然廃墓となりましたが、お寺が密かに土中に埋蔵しました。明治三〇年、「中斎大塩先生墓」、大正五年に「大塩格之助君墓」が...
京都府

元愛宕 愛宕神社

京都府亀岡市千歳町国分にある神社。旧称は「阿多古神社」。式内社で、旧社格は村社>愛宕灯篭亀岡市内には愛宕灯篭がいくつかあり、石灯篭内部にある燭台は町内を回覧板のように各家に回っていく。 この燭台は手提げ式の灯篭になっており、各家は回ってきた...
大阪府

卑弥呼と会える!大阪府立弥生文化博物館

古代を代表する女性といえば、必ず名前の挙がる邪馬台国の女王・卑弥呼。しかし、卑弥呼がどのような女性であり、どのような暮らしを送っていたか、そして、邪馬台国をはじめとする弥生時代のクニがどのようなものであったか、ご存知ですか?弥生時代の文化や...
大阪府

細川ガラシャ終焉の地

明治27年(1894)に「聖アグネス聖堂」として建てられたが、空襲で焼失。昭和38年(1963)に「大阪カテドラル聖マリア大聖堂」に生まれ変わった。敷地が細川大名家の屋敷跡であったことから、大聖堂前広場には細川ガラシャとキリシタン大名・高山...
大阪府

自然史博物館

人間をとりまく自然について、その成り立ちやしくみ、その変遷や歴史について、研究、資料収集、展示、普及教育活動を行う博物館施設。現在博物館が位置する長居公園内に開館したのは1974年(昭和49年)4月であるが、その前身である旧自然科学博物館は...
奈良県

旧柳生藩陣屋跡

陣屋は柳生一族の菩提寺である「芳徳寺」が完成した後、江戸時代前半の寛永19年(1642年)に柳生藩初代藩主の柳生宗矩によって建てられたものであり、広さは1374坪(4534平米)であったとされています。なお、正式な陣屋の建物があった期間はそ...
奈良県

大野寺 弥勒磨崖仏

大野寺は、奈良県宇陀市室生大野にある真言宗室生寺派の寺院。山号は楊柳山、本尊は弥勒菩薩、開基は役小角と伝える。室生寺の西の大門に位置する。宇陀川岸の自然岩に刻まれた彌勒磨崖仏があることで知られ、枝垂桜の名所としても知られる。桜の時期に訪れた...
滋賀県

御斎峠 司馬遼太郎文学碑を訪ねる

炭窯跡昭和48年に週刊朝日に連載された司馬遼太郎さんの「街道をゆく」「甲賀と伊賀のみち」 の中で「路傍から白い煙が湧き出てきた。炭を焼いているのである。 私は「梟の城」を書いたころのこの坂の情景をおもいだした。下柘植次郎左衛門という人物がこ...
京都府

岩倉実相院門跡

入り口の四脚門をくぐった正面に背の高い山桜が1本植えられていますが、ほぼ満開です。現在ある本堂(客殿)、四脚門、車寄せは、享保6年(1721)に、東山天皇(在位1687~1709)の中宮承秋門院の女院御所を移築したものといわれます。枯山水庭...
京都府

千本釈迦堂

山号は瑞応山(ずいおうざん)。千本釈迦堂と通称される。おかめの物語や、12月の風物詩である大根焚きで知られる。夫を助けた妻・おかめの内助の功の話が有名なお寺。境内のおかめさん像の前に、阿亀桜という立派なしだれ桜が咲きます。地面すれすれまで枝...
京都府

北野天満宮界隈

旧称は北野神社。二十二社(下八社)の一社。福岡県太宰府市の太宰府天満宮とともに天神信仰の中心で、当社から全国各地に勧請が行われている。末社・伴氏社(ともうじしゃ)菅原道真の母君が大伴氏の出身であることから、こうよばれています。伴氏という家柄...