歴史を訪ねる旅

大阪府

河内国一之宮 枚岡神社

枚岡神社の創始は皇紀前3年(紀元前657年)、つまり初代神武天皇が天皇に即位される3年前にできた神社。国土統一を目指し九州日向国から東征してきた神武天皇は、ちょうど現在の枚岡神社の背後にある生駒山を越えて大和国に入ろうと試みた。しかし長髄彦...
大阪府

石上露子の母の実家 河澄家を訪ねる

江戸時代初期の香りを残す奥ゆかしい建物 旧河澄家、石上露子の母「奈美」の実家を石切に訪ねる。石切駅から徒歩で大阪方面に下ること約10分、右側に旧河澄家があります。石切は生駒に向かう坂の途中にある街で登りはかなりきついが大阪平野を一望できる場...
滋賀県

初夏の伊吹山

伊吹山は、滋賀県米原市、岐阜県揖斐郡揖斐川町、不破郡関ケ原町にまたがる伊吹山地の主峰(最高峰)標高1,377 mの山である。花の名山として知られている伊吹山が、今、大変な危機に襲われている。伊吹山は、毎年夏から初秋にかけて、山頂付近がシモツ...
滋賀県

いかごの里で糸取り見学

竹生島、葛籠尾崎を左手に見ながらバスは北國街道を北上する。竹生島竹生島は葛籠尾崎(つづらおざき)の南約2kmに位置し、琵琶湖では沖島に次いで大き … 続きを読む →隠れ里菅浦集落と奥琵琶湖桜並木琵琶湖の北端は「奥琵琶湖」と呼ばれ、湖岸まで山...
滋賀県

ヤマトタケルの西征 建部大社

瀬田の唐橋の東約500m。この社は、近江一の宮といわれ、長い歴史と由緒を持つ全国屈指の古社です。祭神は、日本武尊(やまとたけるのみこと)。日本武尊が船団を従えて海路をたどったという故事に基づいて行われる建部大社の夏祭り「船幸祭」では、神輿を...
大阪府

新開池伝説の西堤から高井田村へ、古の長栄寺へ

長瀬川は旧大和川分流のなかでも本流となる大きな川。流域の小高い土地に開けた高井田の集落。いまは大和川付け替え後、長瀬川は灌漑水路となって高井田村を潤しました。また、暗越奈良街道が横切り、古代から東西往来の要所でもありました。昭和43年(19...
大阪府

朝の街 大和川

大和川は奈良県桜井市の北東部、貝ヶ平山(かいがひらやま、標高822m)近辺を源流としており、上流部では初瀬川と称される。川の名前は大和国・大和盆地に由来する。奈良盆地を西に向かって流れつつ、佐保川、曽我川、葛城川、高田川、竜田川、富雄川など...
滋賀県

賤ヶ岳 雨の登頂

昨日からの雨はいよいよ激しく、雨具を付けての登頂です。リフトの真下に群生のシャガ(射干)の花は、4月末~5月初旬が見ごろです。なお、賤ヶ岳の名前の由来についても諸説あるようですが、山中にある説明書きによれば、弘法大師がこの地に立ち寄ったとき...
大阪府

春風に吹かれてワンドへ

今月はコロナ過で撮影会は中止、各自でテーマに沿って作品を用意することに。出されたテーマが「淀川で撮る」・・・何とも大きな漠然としたテーマ。とりあえずワンドへ。菅原城北大橋大阪市北東部の豊里大橋と長柄橋の2橋が慢性的な渋滞を起こすため、その中...
和歌山県

白洲正子に「できることならここに隠居したい」と言わせた「天野の里」を散策

かつらぎ町南部、標高約450mの高野山麓に位置する天野の里。四季折々の田園風景が広がる高原の盆地は、「にほんの里100選」にも選ばれています。笠田と書いてと書いて「かせだ」と読む。ここからコミュニティバスで天野の里へ向かう。まず山裾にひっそ...
大阪府

松下幸之助創業の地

福島区は大阪大空襲の被害をあまり受けなかった、区の7割が非戦災地域。今では近代的な街に生まれ変わっているが、商店街の奥の奥は戦後のどさくさ横丁「地獄谷」、伝説のストリッパー一条さゆりの引退公演が行われた吉野ミュージック劇場が存在していた町で...
大阪府

九条島に眠る朝鮮通信使の悲話

現在の松島橋。明治2年(1869)に松島橋が架橋され、大きな反橋(船を通すため)で有名になり、初代長谷川貞信の『浪花百景』にも描かれましたが、残念なことに明治18年(1885)の淀川大洪水で流出。現在の橋は昭和5年(1930)に架けられたも...