歴史を訪ねる旅

京都府

冬の洛北 大原の散策 寂光院

寂光院は山号を清香山と称する。寺号は玉泉寺。本尊は地蔵菩薩、開基(創立者)は聖徳太子と伝える。平清盛の娘・建礼門院が、平家滅亡後隠棲した所であり、『平家物語』ゆかりの寺として知られる。草生を見渡すことのできる寂光院の東の背後の高台に、建礼門...
東海

信康山 清瀧寺

徳川家康が、織田信長に処断を迫られ自ら切腹を命じた嫡男松平信康のために建立した寺。信康は信長の娘徳姫と結婚したが、謀反の嫌疑をかけられ22歳の若さで政略の犠牲となった。境内奥に信康廟があります。清瀧寺山門。清瀧寺(浄土宗)は、京都の知恩院の...
四国

耕して天に至る 日本のマチュピチュ 遊子水荷浦

土佐久礼で朝日の撮影を終え、四万十川を一路西へ。最後の訪問地、遊子水荷浦へは4時間強の遠距離です。旅行社もあまりの長距離に企画を却下したという、この撮影行は写真家竹下氏の熱意で実現した。トイレ休憩の地、「道の駅 四万十 とおわ」川霧の見事さ...
兵庫県

村上帝社 謡曲「絃上」(げんじょう)(玄象)伝説の地

明帝として仰がれるとともに、和歌や楽曲などの文化振興にも努められた村上天皇を祀る。后妃は陽気な嫉妬で有名な藤原安子気づかずに通り過ぎてしまいそうな小さなお社です。平安時代末期、琵琶の名人であった藤原師長は唐に渡って琵琶の奥義を極めたいと思い...
兵庫県

鎮守稲荷神社 平経俊の五輪塔

わずか半年ながら、神戸の福原に遷都した平清盛。清盛が描いた夢の跡をたどってみた。今回は平経俊の五輪塔のある鎮守稲荷神社。JR神戸駅から国道2号線沿いに西へ5分ほど歩いたところに、地元の人々から「ちぢみさん」の愛称で親しまれている鎮守稲荷神社...
兵庫県

東福寺 清盛寄進の七堂伽藍

わずか半年ながら、神戸の福原に遷都した平清盛。清盛が描いた夢の跡をたどってみた。今回はかって清盛が七堂伽藍を寄進したという東福寺。東福寺は平野地区では最も古い寺である。平清盛は福原遷都で雪御所を造営する際に雪御所が完成するまで祇園神社の裏山...
兵庫県

氷室神社 平通盛 小宰相惜別の地

わずか半年ながら、神戸の福原に遷都した平清盛。清盛が描いた夢の跡をたどってみた。今回は平通盛 小宰相惜別の地 氷室神社。平安時代の末期、付近には、清盛の異母弟である平教盛(たいらののりもり)の山荘があり、これが後白河法皇が幽閉された萱御所だ...
兵庫県

平清盛の別荘・雪見御所跡

わずか半年ながら、神戸の福原に遷都した平清盛。清盛が描いた夢の跡をたどってみた。今回は平清盛の別荘・雪見御所跡の碑、湊川上温泉。一帯は雪見御所町という美しい名前が付けられている。仁安3年(1168年)に出家した清盛は遁世生活に入り、福原に別...
兵庫県

和田神社 清盛が大輪田泊修築事業の無事を祈る

わずか半年ながら、神戸の福原に遷都した平清盛。清盛が描いた夢の跡をたどってみた。今回は平清盛が兵庫津(神戸港)・大輪田の泊の築港に着手し経ヶ島を造るときに、工事の安全と将来の繁栄を祈願した兵庫七弁天の一つ和田神社。元は蛭子の森と呼ばれた神域...
兵庫県

来迎寺(築島寺) 松王丸の悲劇を今に伝える

わずか半年ながら、神戸の福原に遷都した平清盛。清盛が描いた夢の跡をたどってみた。今回は清盛の侍童松王丸の悲劇を今に伝える 来迎寺(築島寺)。寺の名称は「来迎寺(らいこうじ)」と濁らずに読む。築島寺とはかつての名称で、現在は来迎寺(らいこうじ...
京都府

若一神社 清盛の別荘地跡

平清盛が都の南西に建てた別荘の跡地にあるのが、熊野三山の神・若一王子をまつった若一神社(にゃくいちじんじゃ)。建立を機に清盛が勢力を増したことから開運出世の神様として信仰を集めている。平安末期平清盛がここに別邸を建て「西八条殿」と称し、紀州...
兵庫県

荒田八幡神社 安徳天皇行在所跡

わずか半年ながら、神戸の福原に遷都した平清盛。清盛が描いた夢の跡をたどってみた。今回は安徳天皇行在所があったという 荒田八幡神社。荒田八幡神社が建っている場所は、平清盛公の邸宅があったとされる平野の南西にあり、武士勢力の勃興期である平安時代...