歴史を訪ねる旅

兵庫県

源義経デビュー戦の地 一ノ谷を行く

須磨は源平の古戦場として有名で、敦盛、直実の死闘、義経の「鵯越の逆(坂)落とし(ひよどりごえのさかおとし)」等々華やかな物語が沢山ある。 今回は鉢伏山から須磨寺まで義経のデビュー戦の様子を探ってみた。 源平攻防の舞台となった須磨一ノ谷にある...
大阪府

住吉大社の一寸法師伝説

一寸法師の話は室町時代に作られた「御伽草子(おとぎそうし)」の中にあるが、二人が願をかけた神社が大阪の住吉大社なのです。 話の最後は「住吉大社に誓いをたてれば、将来、必ず栄える」という内容の言葉で結ばれている。 住吉大社の末社「種貸社」は、...
滋賀県

姉川の戦い

「姉川の戦い」という呼称は元々は徳川氏の呼び方であり、布陣した土地名から織田・浅井両氏の間では「野村合戦」、朝倉氏では「三田村合戦」と呼んだ。 朝倉氏の家臣・真柄十郎左衛門が大刀をふるって奮戦した血原の決戦場です。 現在は『ちはら公園』とな...
大阪府

義侠木津の勘助の地をゆく

木津勘助(本名・中村勘助)は、慶長から元和にかけて活躍した土木技術者で、木津川を開削して勘助島(現・浪速区大国町)を開発した。 寛永16年(1639)に大坂が冷害で大飢饉となった際、私財を投げうって村人に分け与え、それでも足らないということ...
和歌山県

熊野速玉大社で過去を捨てる

熊野三山にお参りすると、その人の過去におかした罪がなくなり、これからの幸福の実現や亡くなってから極楽に行くことができるといわれています。 熊野速玉大社を参詣すると「現在」のご利益、熊野那智大社は「過去」のご利益、そして熊野本宮大社は「未来」...
奈良県

古代史ミステリー 壬申の乱と女性たち-1

この記事は誤って消去してしまった記事の再掲です。 画像は2012年10月11日訪問時のものです。 ミステリアスなこの時代、皇位争いに矮小化してみている限り、いわゆる「壬申の乱の謎」がついて回ります。 東アジア状勢と列島全域を視野にした中で、...
奈良県

山辺の道 雨中散策

梅雨の季節、山の辺の道を桜井から大神神社まで歩きました、カメラ片手の散策ですからなかなかはかどりません。 初瀬川と三輪山、もう少しガスっていたのですが撮影ポイントに着くまでにガスが少なくなってしまいました。 隠国(こもりく)の 泊瀬(はつせ...
京都府

宝積寺 天王山の麓、1300年近い歴史を持つパワースポットを訪れる

JR山崎駅から数分、急坂を登った先に現れる金運のパワースポットとして有名な宝積寺。 宝積寺には「振れば出世、福徳、財徳を授けてくれる」と言われている福の神大黒天が所持している宝物、打出の小槌が祀られているのです。 明治時代には夏目漱石(なつ...
京都府

明治維新の実現のために倒れた志士たちの霊が眠る京都霊山護国神社

「坂本龍馬 葬送の道を訪ねる」の記事を書くために訪れた京都霊山護国神社および周囲の情報をまとめた。 関連記事:武信稲荷神社 龍馬とおりょうの榎  龍馬 お龍「結婚式場」跡(青蓮院塔頭金蔵寺跡)  「お龍さんゆかりの地を訪ねる 坂本龍馬と中岡...
京都府

サッカーの守護神 白峯神宮

白峯神宮は、明治天皇が明治元年に崇徳天皇を祭るために御創建した神社。続いて淳仁天皇の霊を迎え合祀した。 もともとこの地は蹴鞠の宗家である飛鳥井氏の土地でであったため、精大明神(蹴鞠の神)が祭られており、サッカーをはじめとするスポーツ関係者が...
京都府

圓徳院 ねね終焉の地

豊臣秀吉の没後、その妻北政所ねねは「高台院」の号を勅賜されたのを機縁に高台寺建立を発願し、慶長10(1605)年、秀吉との思い出深い伏見城の化粧御殿とその前庭を山内に移築して移り住みました。 それ以来、大名、禅僧、茶人、歌人、画家、陶芸家等...
京都府

ライバルを救った小町の慈悲心「草子洗小町」

小町零落説の背景には、あまたの貴公子を虜にした小町に対しての男性諸氏のひがみ根性があったといわれる。 「深草少将の百夜通い」は美化されているが、現代なら一歩間違えばストーカー行為か。 今回は小町を称える奇跡談を。 実際のところ、当時の小野小...