歴史を訪ねる旅

奈良県

第10代崇神天皇の磯城瑞籬宮伝承地

本殿磯城瑞籬宮(しきのみずかきのみや)は日本書紀に記載されている崇神天皇王朝の都。現在、磯城瑞籬宮は奈良県桜井市金屋にあったとものと推定されている。記紀によりますと、崇神天皇の時、民が死に絶えてしまうような疫病が発生しました。これは、三輪山...
奈良県

山の辺の道 海柘榴市界隈

かってこの付近に我が国最古の交易市場として知られる「海柘榴市(つばいち)」があった。海柘榴とは椿のこと。以前は、海柘榴市と書いて”つばきち”と読んでいた。大神神社大鳥居 昭和59年の昭和天皇の御親拝を記念して昭和61年に建てらてた大鳥居。高...
奈良県

当麻山口神社と傘堂

新在家の大池の東畔にある傘堂は、郡山藩主本多政勝候の菩提をとむらうため、その影堂として、恩顧の家臣やこの地域の農民たちによって延宝2年(1674)に建立されたもの。一辺が約40cmの四角い一本柱を中心に立て、その上に本瓦葺の方形造の屋根がの...
奈良県

悲劇の皇子を悼み 二上山麓散策

ため池越しに二上山をのぞむ。手前の芝生が鳥谷口古墳。そもそも、皇子の墓所についての記述は、事件を記した日本書紀には一切ない(謀反人の墓所なぞ、記そうはずもない)。それは万葉集の中にあった。姉の大伯皇女が作ったとされる歌とその詞書きにだ。大津...
北陸

雪の熊川宿

今日の熊川宿は雪です。先日の積雪は80㎝にも及んで、JRバスも半日運休したとか。客もまばらで歩いている人も見かけません。曇りがちの天候で肌寒い。お店の前でネコちゃんがのんびり毛づくろい。そのうちに店内の猫も移動してきて3匹写っています、全部...
北陸

坂上田村麻呂公の創建と伝わる明通寺

明通寺は、福井県小浜市門前にある真言宗御室派の寺院。山号は棡山(ゆずりさん)。本尊は薬師如来。大同元年(806年)、坂上田村麻呂によって創建されたと伝えられる。本堂と三重塔は国宝に指定されている。愛嬌たっぷりのタヌキが迎えてくれます。延暦の...
北陸

聖武天皇の勅願 若狭国分寺

若狭国分寺は、福井県小浜市国分にある寺院。聖武天皇の勅願によって建立された国分寺の1つで、現在も釈迦堂や薬師堂が立ち、曹洞宗の寺院として存続している。山号は護国山。釈迦堂は慶長16年(1611年)に山田一徳の勧進によって旧金堂跡に建立され、...
北陸

延宝山 萬徳寺

萬徳寺の前身は極楽寺といい、文永2年(1265年)の若狭惣田数帳に存在が記されている古刹。天然記念物の大山モミジを借景とする名勝枯山水庭園で知られるが今は雪の中。まず庫裏に案内され「萬徳寺」の歴史や建物・仏像について説明を聞く。左手の階段を...
奈良県

佐保河畔 万葉歌碑を巡る

川沿いに植えられた桜並木!全長数キロにわたって続くその光景は「奈良県景観資産」の一つにも数えられており、見応え充分。若草山東麓を走る柳生街道の石切峠付近に発し、若草山北側を回り込むようにして奈良盆地へ出、奈良市街北部を潤す。奈良市新大宮付近...
奈良県

在原業平ゆかりの古刹 不退寺

仁明天皇の勅願を受け、平城天皇萱御所跡に在原業平が開基したと伝わる。その由緒から「業平寺」とも呼ばれる。平城天皇の第一皇子阿保親王の菩提所。南門の四脚門〔重文〕は鎌倉時代末期、正和6年(1317年)の建立で、切妻造・本瓦葺。冠木上には笈形調...
奈良県

磐之媛の嫉妬

磐之媛は仁徳天皇2年(314年)立后。葛城襲津彦の娘で、武内宿禰の孫にあたり、皇族外の身分から皇后となった初例とされる。嫉妬深いひとと言われるが果たしてそうだったのか。記紀によるととても嫉妬深く、仁徳天皇30年(342年)に、彼女が熊野に遊...
奈良県

なぜ? ふたつの大極殿 平城京の謎

第二次大極殿跡から第一次大極殿跡を望む。藤原京から平城京への遷都は文武天皇在世中の707年(慶雲4年)に審議が始まり、708年(和銅元年)には元明天皇により遷都の詔が出された。これが第一次大極殿。藤原不比等主導の遷都であった。飛ぶ鳥 明日香...