歴史的建造物

京都府

閑院宮跡

閑院宮(かんいんのみや)は、四世襲親王家の一つで、江戸時代中期に東山天皇の皇子、直仁親王が創設した宮家。2代直仁親王の王子祐宮が後桃園天皇の崩御に伴い践祚して以来、閑院宮系の血統が現在の皇統となっている。京都御苑は百日紅が花盛り、閑院宮跡の...
京都府

夏は百日紅が見事です 拾翠亭

拾翠亭は、江戸時代後期に九條家の茶室として建てられた、伝統と歴史ある貴重な建造物。御苑内で、2階部から九條池や高倉橋を望むことができる特別なロケーションが魅力です。先ず、高倉橋から九条池越しに拾翠亭を眺めます。明治維新で東下した後も、九條家...
京都府

全長8メートルの木彫りの龍が天井に住む不思議スポット瀧尾神社

江戸中期に行商から大呉服商になり、今の大丸百貨店の礎を築いた天下の豪商・下村彦右衛門。瀧尾神社(たきおじんじゃ)は、その下村彦右衛門が熱心に参ったことで知られる。江戸後期の天保年間に完成した現在の社殿も、下村一族の資本によるもの。2500両...
奈良県

光明皇后創建の新薬師寺

新薬師寺という名前は「新しい薬師寺」ではなく、「霊験新たかな薬師如来さまを祀ったお寺」という意味で、西ノ京の薬師寺とは全く無関係。聖武天皇の病気平癒を祈願して光明皇后が創建された寺。本堂(国宝)堂内中央には円形漆喰塗りの仏壇を築き、中央に本...
和歌山県

南欧の青空

ヨーロッパ南部の港街をイメージしたテーマパーク、ポルトヨーロッパを散策。まさに古城のイメージ。澄み渡った青空に白い雲。古い建物の煙突が印象的だ。柵の向こうに広がる町並み。古城の城壁。裏町の風景。坂道に佇む像。午後の陽を受ける噴水。裏町の家々...
奈良県

日本書紀 斉明朝の奇妙な記述

蘇我氏暗殺の現場に居合わせた女帝については余り芳しくない記述が多く、例えば正史の書記が、重祚した年の夏五月条と七年五月条でそれぞれ、庚午の朔に、空中にして龍に乗れる者あり。貌、唐人に似たり。青き油の笠を着て、葛城嶺より馳せて生駒山に隠れぬ。...
京都府

小雨の大覚寺

弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山。正式には旧嵯峨御所大本山大覚寺と称し、嵯峨御所とも呼ばれる。 平安初期、嵯峨天皇が檀林皇后とのご成婚の新室である離宮を建立されたが、これが大覚寺の前身・離宮嵯峨院である。小雨そぼ降る日訪れた。雲...
京都府

旧嵯峨御所 大本山 大覚寺

開基は嵯峨天皇で。嵯峨天皇の離宮を寺に改めた皇室ゆかりの寺院。また、後宇多法皇がここで院政を行うなど、日本の政治史に深い関わりをもつ寺院である。 式台玄関には菊の御紋章付きの幔幕が飾られ、参拝者は左の入口から入場する。大覚寺が「いけばな嵯峨...
九州

猿岩と東洋一の砲台跡

鬼の窟、猿岩に向かうバスの車窓より。壱岐では横穴式石室古墳のことを「鬼の窟(いわや)」と呼んでいる。 これは鬼でもなければこんな重い石は運べまいといった解釈からだろう。 6世紀後半~7世紀前半頃の築造。 石室は壱岐最大(全国12位)で全長1...
奈良県

奈良を気ままに散策

城好きおじさん達のきままな散策記、あまり一般的でない奈良を紹介できるのではと考える。多聞城跡、般若寺、奈良豆比古神社は別記事とさせていただく。先ず最初の訪問地は奈良県庁屋上。県庁屋上広場からは、奈良盆地の景観が一望のもとに眺められる。眺めは...
京都府

臨済宗建仁寺

建仁寺(けんにんじ)は、京都府京都市東山区にある臨済宗建仁寺派大本山の寺院。山号を東山(とうざん)と号す。本尊は釈迦如来、開基(創立者)は源頼家、開山は栄西。建仁2年(1202年)、鎌倉幕府2代将軍・源頼家の援助を得て、元号を寺号として、京...
奈良県

登美山鼻高 霊山寺

霊山寺(りょうせんじ)は奈良市の西郊・富雄川沿いにあり、戦乱に巻き込まれずに古い面影を残す。境内東側の正面入口には一般の仏教寺院と違い、門ではなく朱塗りの鳥居が立つ。これは信仰の中心となっている大弁才天堂への入口を示すもの。道の左側(南側)...