2016-05

奈良県

「八棟造り」と呼ばれる 今西家住宅

戦国時代の構造様式を残す建造物で慶安3年(1650年)に7代目当主今西正盛によって裁判を行うために改築された陣屋であり、住宅で、別名「八つ棟」(やつむね)または「八棟造り」と呼ばれている。今西家住宅北側の道路の本町筋では、住宅建物だけが北側...
奈良県

古い街並みが残る「今井町」散策

近世以前の町並みがこれだけまとまって残っている場所は日本では他に無いといわれ、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。先ず全体を紹介し、後程主要な建物を個別に紹介します。先ず、今井観光案内の拠点、橿原市立今井まちなみ交流センター「華甍(...
大阪府

万葉のみちは初夏の兆しが

長居植物園の万葉のみちには既に初夏を思わせる兆しが見えてきました。卯の花の 咲くとはなしに ある人に 恋ひや渡らむ 片思にして 作者不詳  巻10‐1989  立夏を迎えると、思いなしか卯の花が目につくようになる。古来この花が初夏のシンボル...
大阪府

長居植物園春の散策

春真っ盛りです、陽気に誘われ長居植物園を散策。シャーレーポピー。虞美人が自決したときの血が、この花になったという伝説がある。昨年12月10日に種をまき、約10万本が咲き誇る。ジャガイモの花が咲いています、都会育ちの人はあまり見たこともないの...
京都府

キショウブ咲く 勧修寺

キショウブ・カキツバタ、勧修寺の池は花ざかりでした。開基は承俊律師。1470年(文明2)兵火で焼失したが、徳川氏と皇室の援助で復興。代々法親王が入寺、門跡寺院として格式を誇った。宸殿、書院(重文)は明正天皇の旧御殿を移築。山門へ至る参道の両...
京都府

新緑の醍醐寺 雨中散策

醍醐寺の創建は貞観16年(874年)、空海の孫弟子にあたる理源大師聖宝が准胝観音並びに如意輪観音を笠取山頂上に迎えて開山、聖宝は同山頂付近を「醍醐山」と名付けた。木造金剛力士立像(所在西大門)もと本寺南大門にあった仁王像で、長承三年(113...
奈良県

ツツジと黄ショウブと 九品寺の春

九品寺はサンスクリット語で、その意味は布教でいう上品・中品・下品で、人間の品格をあらわしている。上品の中にも上中下があって中品や下品にもそれぞれ上中下があります。 全部で九つの品があるので九品と名づけられています。振返れば葛城金剛の山並みが...
奈良県

高天寺・橋本院

橋本院は真言宗高野山の末寺という。高天原の台地に築かれた寺院なので、奈良盆地を一望できる。金剛・葛城の山並みを見ながら葛城古道を進む。ちょうど田植えの準備で忙しそうだ。葛城の 高間の草野 早知りて      標刺さましを 今ぞ悔しき葛城の高...
奈良県

高天原の伝承地 高天彦神社

高天の地は金剛山への登山口であるため、葛城修験道の発展とともに文人・俳人が高天を訪れたと伝えるほか、当社は「彦沢権現」とも称されたという。また神社東側には、神宮寺の高天寺があった。社名・神名の「高天(たかま)」は一帯の地名でもあり、神話に見...
奈良県

サクラ草咲く 全国のカモ神社の総本社 高鴨神社

京都の賀茂神社(上賀茂神社・下鴨神社)を始めとする全国のカモ(鴨・賀茂・加茂)神社の総本社と称する。4月中旬から5月初旬にかけて500種2,200鉢以上の日本サクラソウが咲く。阿治須岐高日子根命(迦毛之大御神)を主祭神とし、下照比売命・天稚...
奈良県

花の寺船宿寺 花祭り

船宿寺は関西花の寺25ヶ所の一つに選ばれており、ツツジやサツキなどが咲き乱れるなか、山門から本堂まで練供養にて道中散華のち、本堂にて法要し、本堂前で柴燈大護摩供養。その後、本堂にて住職の法話が行われる。駐車場からの参道はオオデマリの乱れ咲き...
兵庫県

神戸トリックアート不思議な領事館

ヨーロッパで「だまし絵」として生まれたトリックアート。「観る異人館」と「体験型」のビジュアルコミュニケーションが楽しめます。入り口からして既にトリックの世界。元パナマ領事の住居で執務室もそのままの洋館です。また、ダイニング、ベッドルーム、ラ...