2014-03

大阪府

明治の明星派女流歌人・石上露子を富田林寺内町に訪ねる

水車の流れに架けた橋で夕暮れに恋人を待ち続ける心情を詠んだ「小板橋」を思いながら、石上露子の足跡を追ってみた。富田林八人衆の筆頭年寄で、「わたや」と号する。約450年前、富田林寺内町の造営から関わり、当初は木綿問屋を営み、その後、江戸時代中...
奈良県

土佐街道 高取町の町を散策

高取町の「土佐」は飛鳥時代、都造営のために連れて来られた土佐(現在の高知県)の人々が国に帰ることができず、故郷を懐かしんでつけた地名と伝えられています。子島寺壷阪寺と双璧といわれる古刹、752年報恩大徳の創設で21坊の伽藍を誇った時代もあっ...
奈良県

日本最大の山城 高取城

「巽高取雪かと見れば、雪ではござらぬ土佐の城」と謡われた高取城。日本国内では最大規模の山城で、備中松山城(岡山県)・岩村城(岐阜県)とともに日本三大山城の一つに数えられる。関連記事:高取・土佐街道 「町家の雛めぐり」  苔むす石垣に名城の面...
大阪府

南北朝の名将 楠正成の城 千早城

千早城は、昔から交通、軍事の要衝であった千早街道から登りつめた金剛山の西にある一支脈の先端に築かれた山城で、楠木氏の詰め城である。千早城へは道路沿いにある登り口から主郭部まで600段ほどの石段を登らなければならない。しかし、今回は少し楽をし...
京都府

春の夜に輝く花と灯りの路を歩く 京都・東山花灯路2013

この記事は誤って消去してしまった記事の再掲です。画像は2013年3月09日訪問時のものです。いつもと違う京都を見つけに東山へ、東京・大阪・神戸のイルミネーションの豪華さの対極にある京文化なのかな。心を癒してくれるやさしさを求めて東山の夜を歩...
大阪府

春の御堂筋散策

御堂筋は全長4、027メートル、幅43.6メートル、全6車線の幹線道路で、日本の道100選のひとつ。 名前は北御堂(本願寺津村別院)と南御堂(真宗大谷派難波別院)が沿道にあることに由来する。 今回は梅田~中之島までの散策です。関連記事:この...
大阪府

菜の花の散歩道 鶴乃茶屋散策

丸善&ジュンク堂へ本を探しに行った折り、何か春の到来を感じさせるものはないかと茶屋町の散策に出かけた。ちゃやまちアプローズの前にはモクレンでしょうか咲いています。ウインドガラスに映りこんだ花がきれいでした。桜もほころびかけています。この分だ...
京都府

早春の上賀茂神社

賀茂御祖神社(下鴨神社)とともに古代氏族の賀茂氏の氏神を祀る神社であり、賀茂神社(賀茂社)と総称される。賀茂神社両社の祭事である賀茂祭(通称 葵祭)で有名である。関連記事:上賀茂神社で桃花祭・雛流し  春呼ぶ神事 燃灯祭(ねんとうさい) 上...
大阪府

万博公園 梅まつり

自然文化園の梅林には、5500㎡の敷地に126品種・約600本梅が植えられており、今梅祭りが開催され多くの市民で賑わっている。今年は寒さの影響で開花が遅れたが今や満開。人気の枝垂れ梅の下はさすがにカメラマンも多く、着物姿の女性がポーズを取り...
京都府

淀殿ゆかりの 淀古城跡

淀古城は、徳川幕府が築城した淀城の東北、500m程のところにあります。江戸時代に築城された淀城と淀殿ゆかりの淀城は別で場所もそれぞれ異なります。区別して淀殿ゆかりの淀城は『淀古城』と呼ばれますが遺構はなく妙教寺に石碑が建ち唯一往時を偲ばせま...
京都府

淀川水路に河津桜を訪ねる

淀川水路に河津桜があるというので出かける。この辺りは平安時代には「与度津」と呼ばれ都の外港となり、戦国時代にかけては城が築かれ、城下町として発展したところ。早咲きで有名な「河津桜」は2月ごろから咲き始め、3月中旬には終わってしまうと思ってい...
奈良県

南朝の里 賀名生梅林散策

奈良には「三大梅林」というのがある。「賀名生(あのう)梅林(2万本)」「月ヶ瀬梅林(1万本)」「広橋梅林(5千本)」となり、賀名生梅林は奈良県下でナンバーワンの梅林です。また、梅林入口付近には、南朝の行在所だったといわれる賀名生皇居跡(堀家...